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今年、10月1日は東海道新幹線開業50周年!
(*'-'*)
東海道新幹線開業50周年シンボルマーク(2014年7月9日撮影)

本書は、その東海道新幹線について『鉄道ピクトリアル』誌と『電気車の科学』誌に、国鉄担当者から寄稿された1950年代後半の高速列車計画概要紹介記事に始まり、その後の計画の進展、開業まで、リアルタイムで進む当時の様子を再録したものです。
輸送計画の策定から、従来に例のない高速に挑む車両の規格・性能の検討、電気・信号・軌道の各システム概要、
各区間の工事状況、モデル線の建設から試験編成の紹介、メーカーからの搬入、試運転、車両基地、車両の運用・配置、試運転・1番列車の乗車体験記、
当時検討された貨物新幹線の構想、当時の「鉄道の話題」に掲載された新幹線関連の記事など、いずれも貴重な記事を収録しています。
■巻頭記事 東海道新幹線開業50年に思う(今田 保)

鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション28 東海道新幹線1950-60 2014年 06月号 [雑誌]

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本書はかつて東海道新幹線の運転士だった方が書いた「裏話」ですが、構成が変わっていて、第一部が「0系運転士」の、第二部が「N700系A運転士」の座談会みたいな感じになっています。
(文庫版ですが、「全篇書きおろし」です。)
昭和50年代、大阪の乗務員宿泊所が不足していたらしく、新大阪駅前のビジネスホテルを国鉄が借り上げて宿泊所にしていたこと、
0系先頭車にあった、運転席とは別の「乗務員室」(個室)は便乗運転士用の設備で、中には二人座れる長椅子があった・・・といった細かい記述が、むしろ「運転テクニック」自体の話よりも面白い(笑)。

また、現在は運転士と車掌は兼任で、「N700系A」の章を読むと、どういうローテーションで運転士をやったり、車掌をやったりしているのかもわかりますが、
地方私鉄のワンマン列車の運転士と違い、JRは乗車券の規則が複雑で、畑違いの分野である「営業」の知識を習得するのは大変だったろうなぁ・・・と思いますね。
苦労といえば、「朝食に”納豆を食べたい”と思ったが、あまり消化に良い食べ物は乗務中にトイレに行きたくなるから控えた」との記述があります。これも、乗務員特有の「苦労」です(笑)。

経験者ならではの、そして、退職後も人脈を持つ著者にしか書けない話題が全篇にわたって書かれており、一読の価値があります。また、JR東海は「テロ対策」か何か知らんが、「鉄道の舞台裏」を公開することを極端に嫌う会社ですから、その意味でも本書の内容は大変貴重なものです

東海道新幹線 運転席へようこそ (新潮文庫)

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赤い西武「RED LUCKY TRAIN」を撮ったよ!

西武9000系9103F「RED LUCKY TRAIN」(2014年7月21日・練馬高野台駅)1

こんにちは、みっぴょんです。
(*'-'*)
西武鉄道と京急電鉄のコラボで、(2014年)7月19日から西武池袋線9000系電車1編成(9103F:10連)を
「京急イメージ」の塗装とし、「RED LUCKY TRAIN」として運行しています。
京急電鉄・西武鉄道「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN・RED LUCKY TRAIN」ポスター(2014年7月21日)

初日の7月19日は、池袋発11:23→西武球場前着12:15の「臨時電車」として運行され、西武球場前駅で撮影会が実施されました。
この「臨時電車」は池袋~西武球場前間ノンストップでしたが、そのような列車は定期旅客列車には存在せず、非常に珍しいものでした。
(注:いわゆる「運転停車」は、あった模様ですが、途中駅での客扱いは無し。)

私は、このイベントには仕事の都合で参加できませんでしたが、7月21日の午前中に練馬高野台駅で撮影できました。
(*'-'*)
西武9000系9103F「RED LUCKY TRAIN」(2014年7月21日・練馬高野台駅)2

石神井公園駅に停車中の「RED LUCKY TRAIN」。石神井公園なんだけど「京急」なんですよ。。。。
わ~>(*゚O゚)/
西武9000系9103F「RED LUCKY TRAIN」(2014年7月21日・石神井公園駅)1

黄色い2000系(保谷行き各駅停車)との並び。やはり、ここは「西武線の駅」なのか?。。。。
西武9000系9103F「RED LUCKY TRAIN」(2014年7月21日・石神井公園駅)2

RED LUCKY TRAIN」の運行終了日は未定で、好評なら当分の間走る模様です。
定期列車としての運行区間は池袋線の池袋~飯能間と、狭山線の西所沢~西武球場前間で、
10両固定編成ですので、急行・準急・快速に充当されます(各駅停車には入らない)。
なお、車両の運用は固定ではなく、毎日変わります。また、車両検査等の都合で走らない日もありますので、ご了承ください。

車内広告は一部を除き、「みさきまぐろきっぷ」や「羽田空港へ行くなら京急」など、京急の広告です。
西武9000系9103F「RED LUCKY TRAIN」車内(2014年8月30日)


ところで、同じ7月19日からは、アニメ『妖怪ウォッチ』とタイアップしたスタンプラリーが始まり、これをPRするラッピング電車が運行されています。
こちらは20000系の20152F(8連)。
西武20000系20152F「妖怪ウォッチ」ラッピング電車(2014年8月30日・練馬駅)

これも、7月19日には池袋発12:05→西武球場前着13:00の臨時急行電車(途中、石神井公園・ひばりヶ丘・所沢・西所沢・下山口に停車)として運行され、
西武球場前駅に到着後、撮影会が実施されました。

このラッピング車は8両編成ですので、平日は池袋~保谷・豊島園間の各駅停車に充当されることが多く、
(以前ご紹介した「ウーマノミクス・トレイン」と同じ)
池袋~飯能間の急行・準急に入るのは、土曜・休日が多いと思われます。
いずれにしろ、車両の運用は毎日変わり、検査等の都合で運行しない日もありますので、ご注意ください。
(問い合わせが多いのか、西武鉄道公式サイトに「運行時刻は毎日変わり、一定しておりません」との告知が出ました。ビギナーが多いんだろうなぁ。。。。)
西武20000系20152F「妖怪ウォッチ」ラッピング電車(2014年7月22日・練馬駅)

『妖怪ウォッチ』のスタンプラリーは、7月19日から8月31日まで実施されており、
「西武線スタンプラリー 1日フリーきっぷ」(大人1000円/小児500円)も主な駅で発売されていますが
、【終了しました
7月19日~8月9日は「ファーストステージ」、8月10~31日は「セカンドステージ」として、フリーきっぷの図柄が変わります。
以前、「西武鉄道には通年発売の”全線フリーきっぷ”がない」とのご指摘がコメント欄にあり、東急電鉄の各駅で発売している「東急西武線まるごときっぷ」をご紹介しましたが、
この「西武線スタンプラリー 1日フリーきっぷ」は、スタンプラリーに参加しなくても買えますので、ご参考までに。
西武鉄道「妖怪ウォッチ」スタンプはこちらでうぃっす。(2014年7月22日・練馬駅)

ラッピング電車や、フリーきっぷ等の詳細は、下記(西武鉄道公式サイト)をご覧ください。
http://www.seibu-group.co.jp/railways/

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三重県・滋賀県の鉄道ちゃんと遊ぼ~♪

旧東海道の標識(三重県四日市市赤堀南町)(2014年6月28日)

こんにちは、みっぴょんです。
(*'-'*)
例の「東海道五十三次を歩こ~♪」は、当初の想定より早いピッチで進行しておりまして、
2014年6月29日(日曜)の夕方18時に、
49宿目の土山宿(滋賀県甲賀市土山町:江戸・日本橋から420.5Km)まで到達しました


京都の三条大橋まで、残り71.6Kmですので、あと2泊3日ぐらいで京の都に上がることができそうな感じです
\(^o^)/
さて今回、三重県四日市から滋賀県土山まで、1泊2日で43.3Km歩きましたが、当然、その途中で現地の鉄道ちゃんたちと遭遇しています。

いずれ「東海道五十三次を歩こ~♪」の記事でご紹介しますが、街道歩きと、「鉄道ちゃんと遊ぼ~♪」がゴチャゴチャになるとわずらわしいし、
近鉄の内部線と八王子線が、2015年春から「四日市あすなろう鉄道」に移管される動きもあるので、
ひとまず、ここで「三重県・滋賀県の鉄道ちゃんダイジェスト」を書いておきますね。
(*'-'*)
============================
前回は(2014年)5月26日に桑名から四日市まで歩いたところで、風雨が強くなって昼過ぎに打ち切りました。

今回は(2014年)6月28日、東京発8時40分の「のぞみ157号」で名古屋へ。名古屋から近鉄の急行電車に乗り、11時15分に近鉄四日市へ到着。
だんだん東京から遠くなって、新幹線の利用や宿泊が増えて旅費もかかることだし、「五十三次を歩こ~♪」も月1回程度しかできなくなってきましたね。

近鉄四日市駅に着くと、まるで私を歓迎してくれたかのように(笑)、上り線に12200系+22600系の名古屋行き特急が到着。
近鉄12200系+22600系特急(近鉄四日市駅・2014年6月28日)

この12200系「新スナックカー」は1969(昭和44)年以降、全166両が製造されたそうです。
時期からして、1970(昭和45)年の「大阪万博輸送対策」と思われ、JRでいえば12系客車みたいなものなのか、一時期は近鉄特急といったらこの形式に当たり、私も何度となく乗った記憶があります。

しかし、さすがに古くなって改造や廃車が相次ぎ、このオレンジと紺色のオリジナル色で残っている編成は少ないようです。JRの12系だって、もはや「絶滅危惧種」だもんねぇ。。。。
なお、「スナックカー」の愛称は、車内に「スナックコーナー」という設備があり、飲み物や、当時は珍しかった電子レンジで温めたお弁当を座席まで届けてくれるサービスがあったからですが、このお弁当は、あんまりおいしくなかったらしいです。。。。

朝、東京から乗った新幹線の中では、乗る前にコンビニで買ってきた290円の「ミニおにぎり弁当」しか食べておらず、
四日市の街で、これは非常においしかった名物の「とんテキ」(ライス・スープ付き、999円)でスタミナをつけ、12時過ぎに出発。
甘辛いタレだよ(*'。'*)つ
三重県四日市市「えびすや」とんテキ(2014年6月28日)

しばらく歩くと、四日市と赤堀の間ので踏切の警報機が鳴っており、近鉄内部(うつべ)線の電車がやって来ました。
これは日永(ひなが)駅で分岐する八王子線直通の西日野行き。
近鉄内部・八王子線ク161+サ121+モ261(2014年6月28日・近鉄四日市~赤堀間)

近鉄内部線・八王子線には20年以上前に乗っており、八王子線の終点・西日野駅のベンチに、愛犬をバスケットに入れたおばさまがいて、
「ワンちゃんと旅をしているんですか?」と話しかけたら、自慢げに「そうよ。かわいいでしょ」と言われましたが、
バスケットに針金で付けられた「近畿日本鉄道 手回り品切符」の着駅が、JR線連絡で「本郷台」(根岸線:横浜市栄区)になっており、
「本郷台ですか。私、実家が鶴見なんですよ」と言ったら「あらま~! そうなの!」と嬉しそうに言われたのを思い出します。
なお、「八王子線」の名は、かつて伊勢八王子駅まで走っていた名残ですが、1976(昭和51)年の水害で西日野~伊勢八王子間は不通になり、そのまま復旧されずに廃止されてしまいました。

さらに旧・東海道を進み、東海道と伊勢街道の分岐点「日永の追分」を過ぎると、追分駅の横で踏切を渡ります。
「とまり きき みて とおれ」の古風な標柱が、街道によくある「左 いせみち」などと刻まれた道標を思わせます。
近鉄内部線・追分駅・踏切(2014年6月28日)

ホームに人が集まり始め、間もなく電車が来るようだったので待っていると。。。。
近鉄内部・八王子線モ263+サ123+ク163(2014年6月28日・追分駅)

今のところは「近鉄 追分駅」なんですが、この看板も来春には取り替えられるでしょう。
近鉄内部線・追分駅(三重県四日市市追分)(2014年6月28日)

無人駅ですが、券売機で近鉄全線の乗車券を買えます。
ただし、四日市あすなろう鉄道になったら、近距離の近鉄線連絡乗車券は売るかもしれないけど、これだけ広範囲の乗車券は売らなくなるだろうと思います。
近鉄内部線・追分駅・運賃表(2014年6月28日)

内部・八王子線は1912(大正元)年、当時の軽便鉄道ブーム(幹線鉄道から取り残された町や村を結ぶ、簡易な鉄道の建設が流行した)に乗って三重軌道会社が開通させて以来、
事業者は三重鉄道→三重交通→三重電気鉄道と変遷し、1965(昭和40)年4月1日から近畿日本鉄道の路線となりました。

しかし、大近鉄としてはご他聞にもれず経営上の「お荷物」で、先に北勢線(西桑名~阿下喜間)が地元資本の三岐鉄道へ移管されましたが、
内部・八王子線については、鉄道を廃止して路線バス専用道路とする案が、2012年8月21日に近鉄から四日市市へ示されました。
ですが、これには地元の了承が得られませんでした。
鉄道の路線バス専用道路化・・・いわゆる「BRT」化は、JR東日本が東日本大震災の復旧にあたって、気仙沼線と山田線の一部区間に導入しましたね。これの成否ははっきりわかりませんが、
私鉄でのBRT化は、茨城県の鹿島鉄道で実施され、廃線跡の専用道路を「かしてつバス」が運行されています(実際の運行事業者は関鉄グリーンバス(株))。

ところが、この「かしてつバス」の営業成績は芳しいものではなく、四日市市としても「茨城県でうまくいっていないものを、わが町に?」という思いがあったのかどうか、
結局、「鉄道施設と車両は四日市市が買い取る」「実際の鉄道運行は、近鉄と四日市市が出資した新会社に移管」と決まり、2014年3月27日付で「四日市あすなろう鉄道株式会社」が発足しました。
ちなみに「あすなろう」とは、「あすなろの木」のイメージに、762ミリ軌間の「ナローゲージ」(Narrow gauge)を掛けたものだそうです(笑)。

なお、来春の移管に伴い、近鉄からは軌間762ミリの「特殊狭軌線」は姿を消し、同社の大部分を占める国際標準軌(1435ミリ)の区間と、南大阪線などの狭軌(1067ミリ)の区間だけになります。

さらにしばらく待って、お名残惜しく内部行き電車を撮影。
(*'​-')​ノ
近鉄内部・八王子線ク162+サ122+モ262(2014年6月28日・追分駅)

この踏切の横にある居酒屋「ねえさんの店 愛ちゃん」も気になるね(笑)。
14時過ぎに、のれんが下がっているということはランチもやってるんでしょうから、次回に立ち寄ってみたいところです。
もっとも、次に来るときは、あすなろう鉄道に移管されていると思います。

ここからさらに内部を経て、芭蕉が落馬して音を上げたという「杖衝坂」(つえつきざか)を上がって鈴鹿市に入り、石薬師宿です。
四日市から石薬師の間は約11Kmしかないんですが、鉄道ちゃんと遊んだり、急坂に難儀したりして、4時間50分もかかってしまったよ。。。。
(^_^;)ゞ
旧東海道・石薬師宿(三重県鈴鹿市)(2014年6月28日)

石薬師出身の著名人といえば、歌人の佐佐木信綱(1872~1963)で、佐佐木信綱といえば、すぐに思い出されるのは小学唱歌『夏は来ぬ』。
♪卯の花の匂う垣根に ほととぎす早も来鳴きて
 忍び音漏らす 夏は来ぬ・・・
と、口ずさみながら宿場を通り抜けると、関西本線の線路にぶつかります。
明治の昔、宿場の人々が駅設置に反対したのか、それとも地形の関係なのか、どうもその両方みたいですが、石薬師に駅はなく、駅は約2Km東の河曲(かわの:鈴鹿市木田町)にあります。

私が持っているガイドブック(『決定版 東海道五十三次ガイド』講談社プラスアルファ文庫)によれば、次の庄野宿までの道は、現在の国道1号線を通り、跨線橋で関西本線を越えるように読めるんですが、現地へ行ってみるとこれは誤りで、関西本線をガードで潜って行くのが本当らしい。
この種の相違はよくあり、細かく指摘する気もありませんが、「旧・東海道と、鉄道ちゃんの交差地点では写真を撮る」大原則からすると、ここで列車が来てほしいところ。
「でも、関西線だからなぁ。すぐには・・・」と思いつつ、バッグから時刻表を出して見ようと思ったら踏切の警報機が鳴り・・・

なんと! 亀山方からキヤ95系「ドクター東海」DR1編成がエンジン音を響かせて通過!
キタ━━━━ヽ(゜∀゜ )ノ━━━━!!!
海ナコ・キヤ95系「ドクター東海」DR1編成(2014年6月28日・河曲~加佐登間)1

キヤ95-101+キサヤ94-1+キヤ95-1のフル編成で、キヤ95-1のパンタグラフも上がっていました。
架線の検測をしない場合はパンタグラフを上げませんし、また、軌道の検測をしない場合はキサヤを抜いた2連で走ることもあるそうですから、今回は架線、軌道、信号・無線の全てを検測していたようでした。
海ナコ・キヤ95系「ドクター東海」DR1編成(2014年6月28日・河曲~加佐登間)2

ドクターだから「DR」編成っていうのも笑っちゃうけど(もう1本「DR2」編成があります)、これの運行スケジュールは、ほとんど外部には公表されていません。
意地悪しているわけではなく、「本当に直前まで決まらないので、メディアで公表する時間的な余裕がない」とのことですが(JR東海の某役員氏・談)、
JR東日本から「境界駅の発着時刻だけは、3ヶ月前までに決めてほしい」と要請されているらしく、たまに国府津駅とか熱海駅、塩尻駅の時刻だけ「JR東日本発表」として鉄道雑誌に載ることもあります。
しかし、ここは完全にJR東海管内ですから、私が事前情報を知る方法はなく、全くの偶然。ここまで歩いてきた「ご褒美」かもしれません(笑)。

そこで、ふと思ったんですが、「ドクター東海」は気動車。しかも、JR東海の在来線全線に入線します。
ということは、日頃は電車しか運行されない線区にも、「内燃動車」操縦の免許を持った運転士さんが配属されている・・・ってことでしょうか。
そういえば何年か前、身延線にキハ85系のお召列車が走りましたが、それも「内燃」の免許所持者が運転したんでしょうね。。。。

ところで、石薬師と庄野の間は約3Kmしかありませんが、庄野宿にも駅はなく、最寄り駅は加佐登(かさど)。
どちらの宿場も今は宿泊施設がなく、今夜は亀山市のホテルを予約しています。
本当は亀山まで歩くつもりでしたが、もう17時を過ぎて暗くなりつつあるので、今日は加佐登で切り上げ、列車に乗ることにしました。それでも、今日は13Kmぐらい歩いたことになります。

さっきの「ドクター東海」は、河原田駅で普通列車とすれ違うのではないか・・・と思いましたが、その通りで、歩いていたら普通1315G(名古屋発16:21→亀山着17:41)が通過。
海シン313系1300番代(2014年6月28日・河曲~加佐登間)1

その1315Gは、加佐登駅で名古屋行き4326M(亀山発17:22→名古屋着18:40)とすれ違います。
それも撮りましたが(下の写真)、『夏は来ぬ』の5番の歌詞に、
♪五月(さつき)やみ蛍飛び交い 水鶏(くいな)鳴き卯の花咲きて
 早苗(さなえ)植えわたす 夏は来ぬ
とあるのとそっくりな風景です。
海シン313系1300番代(2014年6月28日・河曲~加佐登間)2

蛍が発光するのは夏至の頃までといわれているので、実際はもう少し早い5月頃を歌ったものだと思いますが、
いずれにしろ『夏は来ぬ』は、信綱が見た「故郷の風景」なのだろうという気がしますね。
『夏は来ぬ』が発表されたのは1896(明治29)年5月。
関西本線は、西の奈良方面から延びてきて、1890(明治23)年には柘植から四日市まで、1895(明治28)年には名古屋まで開通していました。
その時代には当然、蒸気機関車が驀進していましたが、120年後の今は、313系電車がステンレス製の車体を輝かせて疾駆しています。

加佐登駅には、一時期は急行「かすが」も停車していましたが、今では無人駅で、券売機も乗車証明書発行機もなし。
関西本線加佐登駅(2014年6月28日)

待合室にいた「防犯パトロール」のおじいちゃん二人に「(17時)56分の亀山行き・・・あ、これは車掌が乗っとる。いちばん後ろの車両に乗って、車掌から切符買うんや」と教わり、亀山行き普通4315Mに乗車。
海シン313系1300番代・B511編成他4連(2014年6月28日・加佐登駅)

券売機も証明書発行機もなく、ICカードも使えないとは「無防備」な感じもしますが、
翌朝乗ったワンマン運転の列車(列車番号の末尾が「G」の列車)では、先頭車両の最前部しかドアが開かず、運転士さんがしっかりチェックしていたので、「ごまかし」は不可能だろうと思います。
何か「悪さ」しようとすれば、あの防犯パトロールのおじいちゃんに「こら、お前! 切符どうした!」と叱られそうだしね(笑)。

ただ、何も悪いことをしなければ、おじいちゃんたちは気さくに、
「東京からずっと歩いてんのか! そりゃ、えらいこっちゃ。ここは、江戸時代の宿場といっても、今は旅館がなくてな。泊まるなら亀山か、川を渡って平田町(近鉄鈴鹿線)の方へ行くしかないんや」などと話しかけてくれますが。
(*'-'*)
亀山は、昔の宿場町は丘の上で、翌日歩きましたが、今は旧・宿場町に一軒の旅館もありません。鉄道が開通すると同時に、旅館は駅前に移ったのでしょう。
明治から昭和にかけては、関西本線と紀勢本線(その昔は亀山~鳥羽間が「参宮線」だった)の乗換駅として、駅前旅館も繁盛したことだろうと思います。
今は・・・県道亀山城跡線(旧・国道1号線)沿いか、東名阪道の亀山IC近くにビジネスホテルが集中しており、完全に交通が車に移ったことを象徴しています。
関西本線亀山駅(2014年6月29日)

私も駅から10分ぐらい歩いた県道沿いのホテルに泊まり、翌朝早く、亀山駅へ。
朝5時出発など、ご迷惑だろうなぁ・・・と思いましたが、このホテルは公式サイトに「旧東海道を歩く方に評判のホテルです」などと記しており、フロントマン氏は嫌な顔ひとつせず「お気をつけて」と送り出してくれました。
しかし・・・旧東海道を歩く旅って、そんなにメジャーなの?(笑)

亀山発5時17分の普通列車(4302G)で加佐登に戻ります。
関西本線亀山駅ホーム(2014年6月29日)

庄野宿を歩いて
旧東海道・庄野宿(三重県鈴鹿市)(2014年6月29日)

井田川駅の近くで、旧・東海道は関西本線を踏切で渡りますが、
関西本線の名古屋~亀山間は313系だけでなく、211系も運行されています。
(4314M・・・亀山発7:00→名古屋着8:21[土曜・休日ダイヤ])
海シン211系5000番代・K15編成(2014年6月29日・井田川駅)

亀山に戻ってきましたが、駅から少し離れた旧・宿場町を通過。
旧東海道・亀山宿(三重県亀山市)(2014年6月29日)

次の関宿(せきじゅく)へ行く途中、加茂発亀山行き230Dを撮影。キハ120形の2連。
(加茂発9:36→亀山着10:59)
いよいよJR西日本エリアに入りましたが、ここからしばらく、旧・東海道は鉄道ちゃんと離れて鈴鹿峠を越えます。
近カメ・キハ120形(亀山~関間・2014年6月29日)

関宿。ここは観光客も多いんですが、私はこれから、前方の山を歩いて上っていかなければならない。。。。
旧東海道・関宿(三重県亀山市)(2014年6月29日)

関から2時間歩いて坂下宿。ここは、平日と土曜は関から亀山市営バスがあるんですが、一日4往復のみ。
日曜・祝日・年末年始はバスもなし。
そして、ここから先の三重~滋賀の県境は、泣いても笑っても公共交通機関なし。もちろん、そんな集落にタクシーなど、あるはずもなし。
ウゥゥ(;_;)
「絶対に負けられない試合が、そこにはある」じゃないけど(苦笑)、歯を食いしばってでも滋賀県側へ歩いて抜けなければなりません。
旧東海道・坂下宿(三重県亀山市)(2014年6月29日)

昔は亀山と草津を結ぶ、国鉄バスの亀草線(きそうせん)という路線があったんですが、西日本ジェイアールバスに継承された後、段階的に縮小されて2002(平成14)年に全廃されました。

鈴鹿峠を越えて、「滋賀県」「甲賀(こうか)市」のカントリーサインが出現!
いよいよ「近畿」です!
ヽ(゜∀゜ )ノ
旧東海道・国道1号線「滋賀県甲賀市」のカントリーサイン(滋賀県甲賀市土山町山中・2014年6月29日)

いやぁ・・・近畿地方自体、私は2011年1月に和歌山・大阪を訪れたのが最後で、東日本大震災後には来る機会がありませんでした。
単に「久しぶり」ってだけでなく、「ここまで歩いて来た」わけですから、やはり感動しましたね。。。。
(*'-'*)
県境から6Km歩いた土山宿で、今回の旅は打ち切り。
土山から水口(みなくち)を経て、貴生川(きぶかわ)までは甲賀市営バス(通称:あいくるバス)があります。
近江土山発18時42分の貴生川行き終バスに間に合いました。

この「近江土山」という、わざわざ旧国名を冠した停留所名が、「全国ネット」だった国鉄バスの名残。
表示も「駅名標」っぽいでしょう。。。。
甲賀市営バス(あいくるバス)「近江土山」停留所(滋賀県甲賀市土山町)(2014年6月29日)

貴生川には、2013年9月の水害で橋梁が流出して以来、運休が続いている信楽高原鐵道のSKR311が留置されていました。
信楽へ戻れなくなってしまい、ずっとこのままなのでしょう。
信楽高原鐵道SKR311(2014年6月29日・貴生川駅)

信楽高原鐵道は代行バスが運行されていますが、これが鉄道と全く同じダイヤ。
しかし、実際に列車とバスが同じ時刻で走れるはずもなく、遅れ気味で、貴生川駅で草津線や近江鉄道に乗り継げないこともよくあるそうですから、ご注意ください。

さて、貴生川は東京へ行く交通機関が皆無の町ですから、JR草津線で草津へ出ますが、15年ぶりに乗る草津線。
今は、何が走っているんだろう。。。。
ドキ​ドキ​(*゚​∀゚)​ドキ​ドキ
・・・と思ったら、
113系、キタ━━━━ヽ(゜∀゜ )ノ━━━━!!!
近キト・113系L07編成(クハ111-7755)(2014年6月29日・草津駅)

おまけに、8両編成中2両は「湘南色」だよ。。。。
モハ113-5701(近キト・L07編成)(2014年6月29日・草津駅)

JR西日本の113系は、わりあい簡単に編成組み換えをするらしいので、車両の記号番号をメモしてきましたよ。
←草津 クハ111-7755+モハ112-5701+モハ113-5701+クハ111-7705【以上、L07編成】+クハ111-7760+モハ112-7706+モハ113-7706+クハ111-7710【以上、L08編成】柘植→
湘南色は、モハ112-5701+モハ113-5701でした。
これはモハ112-701+モハ113-701を高速対応改造して、「5701」に改番した車両のはずで、だとすれば湖西線開業に伴って1974(昭和49)年に製造した車両だと思います。

乗っていたら、すぐ後ろの席で女子たちの声がして、降りるときに見たら、かわいいJKたちでしたが、彼女たちが生れるずっと前から近江路で活躍している車両です。
(*'-'*)
草津へ出れば、浜大津始発の高速バス「びわこドリーム号」(横浜・池袋経由大宮行き)があり、「たぶん旅の終わりには、草津に着いたらもう、一歩も歩きたくないだろう」と予想して(笑)、出発前に切符を買っておきましたが、
確かに今日は約30Kmも歩きましたから、京都や米原へ出て新幹線に乗るのもかったるく、正解でしたね。3列シート車で、しかも定員の半分ぐらいしか乗ってませんでしたし。

「びわこドリーム」って名前からしてJR系なんですが、不思議なことに車両は西武バス、ドライバーは西日本ジェイアールバス(京都支店)の人でした。
ところが、名神養老SAで休憩したときはJRの制服を着た運転手さんだったのに、早朝、東名海老名SAで休憩したときは西武の制服を着た全くの別人が運転していたので、驚きました。
会社で同僚に聞いたら、「静岡県の三ケ日あたりで交替してるんじゃないかな」とのこと。面白いですね。
(*'-'*)
さて、「東海道五十三次を歩こ~♪」は、間もなく「むすび」になってしまうんですが、
「本編」記事は、まだ静岡県蒲原で止まってますね(笑)。
こちらもご愛読の程、よろしくお願い申し上げます。
(*'​-')​ノ
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「ぶらり鎌倉号」「鎌倉あじさい号」を撮りに横浜・平沼橋へ。。。。

こんにちは、みっぴょんです。
(*'-'*)
神奈川県鎌倉市ではアジサイの花が見ごろらしいですが、
(「らしいですが」って・・・例年、とんでもなく混雑しているから、私は見に行かないけど)
JR東日本では、6月の土曜・休日を中心に、各地から鎌倉への臨時列車を運行していました。

(2014年)6月22日(日曜)、常磐線いわき発の「ぶらり鎌倉号」と、青梅線青梅発の「鎌倉あじさい号」をメインに、「気分転換撮影」に行ってきました。
(*'-'*)
このところ、お金と時間があれば「東海道五十三次を歩こ~♪」で東海地方へ行ってばかりで、「列車撮影」をほとんどやってないのでね。。。。

今回、撮影場所に選んだのは、横浜から相模鉄道に乗って一駅、平沼橋駅のホームです。
ここに来たのは何年ぶりでしょうか。約1km北を旧・東海道が通っており、そこは歩いているんですが、
ホームから撮影したのは、湘南新宿ラインに115系が入っていた頃ですから、2001~02年ごろでしょうね。もう10年以上も前です。

お目当ての9707M「ぶらり鎌倉号」は、水カツ(勝田車両センター)のE653系「K308」編成(7連)でした。
水カツE653系「K308」編成・急行「ぶらり鎌倉号」(2014年6月22日・横浜~保土ヶ谷間)1

E653系は「フレッシュひたち」からの撤退後、新潟へ転属して特急「いなほ」用になったグループと、勝田に残留して臨時列車に使われているグループに分かれましたが、
勝田残留組のうち7両編成のものは、いつまでこちらに残るんでしょうか。
当初の計画では、「7連は全部新潟へ転属」という話で、首都圏の臨時列車用に残るのは4両編成だけと聞いていましたが、
この夏の常磐線では、E653系7連や、7+4=11連の臨時列車も結構走るようですから、少なくとも来春ぐらいまではこのまま推移するのでしょう。
(「ぶらり鎌倉号」自体も、まだ6月24・26・28・29日、7月5・6日の運転が予定されています。)
ただし、来春、E657系車内の「空席表示灯」取付工事が完了し、今「フレッシュひたち」1往復に充当されている651系の「暫定運用」が終了すると、なんらかの変化があると思われます。

いずれにしろ、このE653系は「神奈川県には、たまにしか来ない車両」で、横浜市内を通過するシーンは、しょっちゅう見られるものではありません。
水カツE653系「K308」編成・急行「ぶらり鎌倉号」(2014年6月22日・横浜~保土ヶ谷間)2

ところで、この「ぶらり鎌倉号」って「急行」なんですね、急行
JRの急行列車は、今では非常に珍しくなりました。

珍しい列車だけ撮るんじゃなくて、定期列車にもカメラを向けましょう。
特急「踊り子107号」、宮オオ(大宮総合車セ)の185系「A5」編成。
宮オオ185系「A5」編成・特急「踊り子107号」(2014年6月22日・横浜~保土ヶ谷間)

伊豆もアジサイの季節。そして、金目鯛がおいしいんじゃないでしょうか。
私は撮らなかったけど、夕方には伊豆急下田~東京間に185系の団体専用列車「あじさい・下田きんめ祭り号」が走ったようですね。
(前日行った列車の折り返し。)

この日は「マリンエクスプレス踊り子」の運行はなく(7月19日から再開)、定期の「成田エクスプレス」でも撮っておきましょう。
これは「N'EX8号」(2008M)として横浜に到着したE259系を、大船まで回送する列車だったようです。
横クラE259系(2014年6月22日・横浜~保土ヶ谷間)

10時44分ごろ、185系4+6連の団体専用列車9721M(勝浦~鎌倉間。総武快速線・横須賀線経由)が通過しましたが・・・
宮オオ185系「B7+B4」編成(2014年6月22日・横浜~保土ヶ谷間)1

初期「踊り子」カラーになった「B7」編成+現行「踊り子」カラーの「B4」編成でした。
へぇ~、B7って初期「踊り子」カラーになったんだなぁ。。。。
( ゜。゜)
私が旧・東海道をベタベタ歩いている間に、4月下旬から初期「踊り子」カラーになったようですね。
宮オオ185系「B7+B4」編成(2014年6月22日・横浜~保土ヶ谷間)2

10時55分ごろ、8029M「踊り子109号」伊豆急下田・修善寺行きがやってきます。
この列車自体は、ほとんど毎週末に走っていて珍しくありませんが、編成は7+5=12連で、7連の下田行きに何が入るのかと思えば。。。。

この日は「157系調」の185系「OM 08」編成!
しかも、修善寺行きは初期「踊り子」カラーの「C1」編成!
ヽ(゜∀゜ )ノ
宮オオ185系「OM08+C1」編成・特急「踊り子109号」(2014年6月22日・横浜~保土ヶ谷間)1

この組み合わせ、めったに見られませんよ。
宮オオ185系「OM08+C1」編成・特急「踊り子109号」(2014年6月22日・横浜~保土ヶ谷間)2

以前「見られる確率は、宝くじで高額当選するようなもの」と書きましたが、南へ走り去るのを見送りながら、5億とか7億とまでは言わないけど、100万円ぐらい当たったような気分になってました(笑)。
o(^▽^)oキャハハハ
宮オオ185系「OM08+C1」編成・特急「踊り子109号」(2014年6月22日・横浜~保土ヶ谷間)3

「踊り子109号」で、すっかり「満ち足りた気分」になっちゃいましたが(笑)、
お目当てのラスト、11時05分ごろ通過した9771M快速「鎌倉あじさい号」。
この列車は八王子支社設定の列車ですが、車両は例年、長野支社の183・189系を借用しています。
この日は長ナノの183・189系「N101」編成。
長ナノ183系「N101」編成・快速「鎌倉あじさい号」(2014年6月22日・横浜~保土ヶ谷間)1

「N101」編成は京浜東北線仕様のATC装置を搭載していたので、かつては「はまかいじ81・82号」として横浜へ来る機会も多かったんですが、当時は旧・「あさま」色でした。
旧・国鉄特急色に戻って東海道線を行く姿、昔の183系特急「あまぎ」を思い出しますね。
長ナノ183系「N101」編成・快速「鎌倉あじさい号」(2014年6月22日・横浜~保土ヶ谷間)2

相鉄線の駅にいるんですから、もちろん、相鉄の電車も撮ってますよ。
(*'-'*)
この7000系赤塗装車は、昔は「相鉄といえば、これ」って感じでしたが、新型車両が増えて残り少なくなってきました。
相模鉄道7000系・7712F(2014年6月22日・平沼橋駅)

2014年4月27日のダイヤ改正から、相鉄にも「特急」が登場しました。
相模鉄道8000系・8711F(2014年6月22日・平沼橋駅)

本線の特急は横浜・二俣川・大和・海老名に、いずみ野線の特急は横浜・二俣川・いずみ野・湘南台に停車しますが、停車駅は「かなり厳選した」って感じですね。
相模鉄道停車駅案内(2014年6月22日・平沼橋駅)

ただし、各駅停車が若干減ったようで、以前は、いずみ野線の各停は横浜~湘南台間直通が基本でしたが、ダイヤ改正後は二俣川~湘南台間折り返しの各停が1時間に2本ぐらいあるようです。
(以前は、いずみ野線内折り返しの各停は早朝・深夜のみ運転していた。)

5月10日から、12月下旬までの予定で、相鉄のキャラ「そうにゃん」のラッピング車「そうにゃんトレイン」が運行されています。
「ぬこ」なのだ!(≡^∇^≡)
相模鉄道11000系・11003F(2014年6月22日・平沼橋駅)

相鉄のキャラは「そうにゃん」の他、「マナーアップキャンペーン」のキャラとして、「マナミー」という女の子もいますよ。

そして、これ。
相模鉄道10000系・10708F(2014年6月22日・平沼橋駅)

これはお似合い! テレビ東京とタイアップした「帰ってきたウルトラヒーロー号」。
4月30日から運行されており、8月下旬まで走る予定です。
では~♪(*'​-')​ノ
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伊勢崎市華蔵寺公園のクハ183を見てきたよ!

クハ183-1529(群馬県伊勢崎市・華蔵寺公園遊園地)(2014年6月20日)1

こんにちは、みっぴょんです。
(*'-'*)
群馬県伊勢崎市の華蔵寺(けぞうじ)公園遊園地に、
元・宮オオ(大宮総合車両センター)所属のクハ183-1529(「OM101」編成の上野方先頭車)が保存され、2014年3月16日から一般公開されています。

これ、気になって仕方がなかったんですが、(2014年)6月20日、ようやく見てきました。
(*'-'*)
しかしまあ、ご当地の方には申し訳ないけど、伊勢崎って町は東京から遠いね。。。。

今回は、たまたま入手した東武鉄道の株主優待乗車券(実勢価格:1枚900円)が2枚あったので、東武で行ったんですが、
「東武伊勢崎線」とはいうものの、浅草や北千住から伊勢崎まで直通する列車は、特急「りょうもう」が一日1往復あるだけ。
昔は、浅草から伊勢崎行きや太田行きの準急電車が1時間に1~2本あったと思いますが、
今は運転系統が変更され、東武動物公園と久喜、館林で乗り継ぎ、その度に無駄な待ち時間があって、北千住から伊勢崎まで2時間50分もかかったよ。。。。
┐('~`;)┌
本当は、新宿駅新南口~伊勢崎間のJR高速バス(関越道経由)に乗りたかったんですよ。我が「練馬区役所前」停留所(新目白通りにある。西武線練馬駅から徒歩5分)にも停車することですし。
しかし、残念ながら本数が少なくて時間帯が合わず、今回は利用しませんでした。

さて、伊勢崎駅前に客待ちタクシーはおらず、バスも時間が合わなくて利用できず、20分ほど歩いて華蔵寺公園へ。

公園は非常に広いんですが、お目当てのクハ183-1529ちゃんは、遊園地の中にいます。
ここは以前、C61 20号機が保存されていた場所で、C61の「現役復帰」後、「蒸気機関車に代わる、群馬県ゆかりの鉄道車両を」という要望に応えて、
かつて上野~新潟間の在来線特急「とき」に使われたクハ183-1529が選ばれ、当地にやってきました。
クハ183-1529(群馬県伊勢崎市・華蔵寺公園遊園地)(2014年6月20日)2

両毛線での定期運行はありませんでしたが、臨時列車としては、かなり頻繁に入線していたので、「両毛線にも縁の深かった車両」といえるでしょう。
下の写真は快速「足利藤まつり2号」(桐生~上野間)。2011年5月8日、小山駅で。
クハ183-1529(宮オオ・OM101編成)快速「足利藤まつり2号」(2011年5月8日・小山駅)

下の写真は修学旅行専用列車、2013年5月15日、大宮駅で撮影。
クハ183-1529(宮オオ・OM101編成)(2013年5月15日・大宮駅)

ヘッドマークは「L特急・とき」。
クハ183-1529(群馬県伊勢崎市・華蔵寺公園遊園地)(2014年6月20日)3

側面の方向幕は、現役時代のイメージですが、よく見るとローマ字が「For Niigata」になっています。
クハ183-1529(群馬県伊勢崎市・華蔵寺公園遊園地)(2014年6月20日)4

1982(昭和57)年の上越新幹線開通まで運行された在来線特急「とき」では、ローマ字は「FOR NIIGATA」と大文字表示になっていたはずで、
これはJR発足後、「イベント列車用」として新たに作成された幕のようでした。

車両の由来を解説した説明板がありましたが、この解説が簡潔にして正確で、好感が持てました。
クハ183-1529説明版(群馬県伊勢崎市・華蔵寺公園遊園地)(2014年6月20日)

車内は「ランチトレイン」として開放されています。食事はできますが、禁酒・禁煙です。
私が訪れたときは、他に親子連れが一組いただけでしたので、いくら長居しても何も言われなさそうでしたが、
混雑している場合は「30分程度で交替してください」との掲示がありました。
(客室内は冷暖房あり。)
クハ183-1529車内(群馬県伊勢崎市・華蔵寺公園遊園地)(2014年6月20日)1

食事しやすいように、座席は向かい合わせになり、大きなテーブルが設置されました。
クハ183-1529車内(群馬県伊勢崎市・華蔵寺公園遊園地)(2014年6月20日)2

ただし、公園の近くにコンビニなど、お弁当を買える場所はありません。強いて言えば、表通りにある「モスバーガー」でハンバーガーのテイクアウトが買えるくらいですから、ご注意の程。
(伊勢崎駅のコンコースに、コンビニ「ニューデイズ」がありますけどね。だいたい、伊勢崎市の繁華街は伊勢崎駅前ではなく、東武線の新伊勢崎駅周辺らしい・・・と、帰りに気がつきましたが。)

洗面所は使用可能ですから、お弁当の前には手を洗いましょう。
(*'-'*)
クハ183-1529洗面所(群馬県伊勢崎市・華蔵寺公園遊園地)(2014年6月20日)

トイレは閉鎖されています。公園内のトイレをご利用ください。

運転席にも入れます。
運転席見学も、土曜・休日には行列ができるらしいんですが、平日に訪れたので、じっくり観察できました。
(来訪者が少ない場合は、運転席の入口が閉鎖されていることもありますが、
そんなときは、係の方に一声かければ開けてもらえます。)
クハ183-1529運転席(群馬県伊勢崎市・華蔵寺公園遊園地)(2014年6月20日)

「列車番号設定装置」や、京葉線仕様の「停車駅選別装置」も残っていました。
しかしまあ、クハ183形の運転席の狭いこと! 昔の軽自動車(ホンダ・トゥディとか)ぐらいのスペースだと思われます。
おまけに、今は運転室内の冷房が使えないようになっており、蒸し暑い。。。。

かつて、『鉄道ジャーナル』で中央本線の運転士さんに同行し、183系の特急「あずさ」の運転をルポした記事を読みましたが、
その運転士さんは「E351系やE257系に比べて、183系の乗務はキツイですよ」と語っておられました。
ファンには人気のある183系も、乗務員さんにすれば「古くさい、ありがたくない車両」なのでしょう。

面白いのは、方向幕の「駅名対照表」が残っていたこと。
(ガラス板で塞がれており、手を触れることはできません。)
クハ183-1529方向幕「駅名対照表」(群馬県伊勢崎市・華蔵寺公園遊園地)(2014年6月20日)

イベント列車用とおぼしき「とき」「あさま」「そよかぜ」「白根」「新雪」などが入っています。
しかし、「四万草津」とか「嬬恋・草津スキー」という臨時特急がいつ走ったのか、私は存じません。

また、快速は「マリンブルーくじらなみ」「一村一山」「碓氷」「シーハイル上越」「足利藤まつり」など、私も撮ったり、乗ったりした列車もありましたが、列車名のない「【快速】上野」のような表示も用意されていたようです。
もっとも、私はこういう表示をあまり見たことはなく、上記の定番列車以外では、単に「臨時」と表示されていることが多かったように思います。

前頭部側面に「JNR」マークがあったら、さらに往時の「とき」らしい雰囲気なのに・・・と思いましたが、旧・国鉄特急色の183系電車が保存されたのは嬉しいことです。
平日ならば、細部のディティールを観察できることですし、ぜひ一度訪れてみていただきたいと思います。
(*'-'*)
(取材日:2014年6月20日[金曜])
============================
■伊勢崎市華蔵寺公園について
・行き方
JR両毛線・東武伊勢崎線の伊勢崎駅北口から、徒歩約20分。
正面に公園の大観覧車が見えるので、これを目標に直進。
(ものすごく殺風景でつまらない道ですけどね。)
車での行き方は、下記URLの公式サイトをご覧ください。

・バス
伊勢崎市シャトルバス「あおぞら」赤堀ルート
(運賃無料)
※伊勢崎駅北口発
8:28・10:28・12:43・14:43・16:43・18:43
※華蔵寺公園東 発
7:20・9:20・11:20・13:35・15:35・17:35・19:35
(赤字・・・休日運休。2014年6月現在の時刻です。)

・開園時間
※3月~11月 9時~17時
※12月~2月 9時30分~16時30分

休園日
毎週火曜日(祝日の場合は開園)、および12月29日~1月3日
4月・8月は無休で開園します。

・入園料
無料。
遊園地の乗り物は有料ですが、「70円から」と激安!(笑)

・伊勢崎市華蔵寺公園公式サイト
http://www8.wind.ne.jp/kezouji/
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「成田エクスプレス」、河口湖へ臨時運行!

横クラE259系「成田エクスプレス」(2013年6月23日・東十条駅)

こんにちは、みっぴょんです。
(*'-'*)
(2014年)7月26日(土)~9月28日(日)の土曜・休日、
特急「成田エクスプレス10号」と「同41号」が
新宿~河口湖間を延長運転され、富士急行線に乗り入れます

( ゜。゜)ウヒョー
これは富士山の世界文化遺産登録から1年、外国人観光客を招致するのが目的で、
前から「N'EXを河口湖へ」という山梨県の要望があるのは聞いていたんだけど(確か県知事の談話。新聞で読んだ)、
この夏、とりあえず臨時列車として運行されます。

運行は、下記の要領で実施されます。
============================
●運行日
2014年7月26日()~9月28日()の土曜・休日。

【追記】(2014-08-28)
2014年10月4日~11月30日の土曜・休日にも運転されます。夏季と同じ時刻です。
(2014年8月27日付・JR東日本公式サイト「秋の臨時列車運転のお知らせ」による。)

●時刻
・「N'EX10号」(9210M)
成田空港発9:15→(略)→新宿着10:46/発10:47→立川発11:14→
八王子発11:23→大月発11:55→都留文科大学前発12:13→富士山発12:38→
富士急ハイランド発12:41→河口湖着12:45

・「N'EX41号」(9241M)
河口湖発14:13→富士急ハイランド発14:16→富士山発14:21→
(都留文科大学前通過)→大月発15:08→八王子発15:39→立川発15:47→
新宿着16:08/発16:10→(略)→成田空港着17:29

※これに伴い「フジサン特急7号」は運休、「フジサン特急4号」は一般車両での運行となります。

●車両・編成
E259系6両編成(横クラ)。
※成田空港~東京間は12両編成(大船発着の車両を併結)。

●運賃・料金について
・JR線内は所定の運賃・特急料金(A)・グリーン料金が必要です。
富士急線内の特急料金は不要です。
大月~河口湖間に限り、「N'EX41号」は7号車・「10号」は1号車が普通車自由席となります。
 この区間内のみをご乗車の場合は、自由席車にお乗りください。
・ただし、大月~河口湖間のみの指定席車・グリーン車のご利用はできません。
・特急券・グリーン券はJR駅の「みどりの窓口」、JR券を取扱う旅行会社のほか、
当該列車に限り都留文科大学前駅・富士山駅・河口湖駅でも発売します。
(富士急線内の駅では、「河口湖→成田空港間」のように、「JR線に跨って乗車する場合」に限り発売。)

富士急行線は、今のところSuica・PASMOが使えません。「紙の切符」をお求めください
(2015年春から、ICカード乗車券が使用可能になる予定です。)

富士急行株式会社(鉄道)公式サイト
http://www.fujikyu-railway.jp/forms/top/top.aspx
===========================
E259系の私鉄乗り入れは、現在も運行されている「マリンエクスプレス踊り子」(伊豆急行線)の前例がありますが、
富士急線への乗り入れは初めてですし、そもそも、E259系が中央本線の高尾以西を走る機会自体、非常に珍しいことです。

日によっては、新宿発着の「ホリデー快速富士山」、「山梨富士1・2号」、千葉発着の「山梨富士3・4号」(いずれも189系電車)、
レギュラーのE233系と115系普通列車に加えて、E259系の「N'EX」が走り、この夏の富士急線は「国鉄・JR車祭り」みたいですね(笑)。
まだ、具体的な日付は未発表ですが、この夏から「フジサン特急」に元・小田急の20000形RSE車も入りますし、
この夏は、「富士急線が面白い」って感じです。
【追記】(2014-06-22)
元・小田急RSE車は、「8000系」として2014年7月12日(土曜)から運行されます。

さて、「N'EX」の話題が出たところで、初代「N'EX」253系のことを思い出してみましょう。
(*'-'*)
(2014年)9月27・28日(土・日)、大宮~甲府間(武蔵野線経由)に特急「むさしのかいじ」という臨時列車が走るんですが、
これが、全然話題になってないけどJR東日本のプレス・リリースでは「253系6両」と告知されています。
・・・ということは、「日光・きぬがわ」用の253系1000番代車ですね。
宮オオ253系1000番代OM-N01編成(2013年4月19日・駒込駅)b

これも武蔵野線や、八王子以西への入線はめったにない車両です。
なぜ、話題にならんのだろう?。。。。
(・.・)?
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西武の「ウーマノミクストレイン」を見たよ!

こんにちは、みっぴょんです。
(*'-'*)
埼玉県では「女性がいきいきと夢を持って活躍できるよう社会進出を進め、女性が得た収入を消費や投資に使い、地域経済の活性化につながるよう」として、
「埼玉版ウーマノミクスプロジェクト」を展開しています。
「埼玉版ウーマノミクスプロジェクト」車内広告(2014年6月1日・西武池袋線車内)

上記の文言からして「官僚の作文」ですし、
そもそも、わざわざ「ウーマノミクス」とか何とか言い立てなきゃならんところが、いまだ「男社会丸出し」なんだよなぁ・・・という苦言はさておき、
(だいたい、「女性が得た収入を消費や投資に使い」って何? それじゃ「ヒモ」みたいじゃん。。。。)
西武鉄道では、この「埼玉版ウーマノミクスプロジェクト」の実施に協賛して、20000系電車1編成(20151F:8連)を、(2014年)5月24日から「ウーマノミクストレイン」として運行しています。
2014年11月下旬までの予定で、運行区間は池袋線の池袋~飯能間と豊島線です。
西武鉄道20000系・20151F「埼玉版ウーマノミクスプロジェクト」広告電車(2014年6月5日・石神井公園駅)1

運行開始初日の5月24日のみ新宿線に入線し、本川越駅で県知事や西武鉄道社長などのお歴々が出席した出発式の後、
10時52分発の臨時列車・西武球場前行き(各停。キャンペーンの趣旨に合わせて運転士・車掌も女性)に充当されたそうですが、
その後は、原則として新宿線には入線しない模様です。

車体には、キャンペーンのイメージキャラクターであるアニメ『アタックNO.1』の主人公・鮎原こずえが、いろいろな職業に扮している絵柄がラッピングされているんですけど、
西武鉄道20000系・20151F「埼玉版ウーマノミクスプロジェクト」広告電車(2014年6月1日・練馬駅)

このアニメは1969~71年の放映で、さすがにアタシもリアルタイムでは観てないなぁ。。。。
(2005年に上戸 彩嬢が主演した「実写版」があったそうですが、これも観てない。)

とにかく「全車両”女性専用車”か?」って勘違いしそうなピンク色です。
(実際には、8連の20151Fに女性専用車は連結されていません。西武車の女性専用車は原則として10両編成のみ。メトロ車と東急車の8連には、例外的に女性専用車があります。)
西武鉄道20000系・20151F「埼玉版ウーマノミクスプロジェクト」広告電車(2014年6月5日・石神井公園駅)2

この編成は8両ですので、平日は各停運用が多く、埼玉県の広報電車にもかかわらず池袋~豊島園間や池袋~保谷間を走り、埼玉県内に足を踏み入れる機会は小手指入庫列車ぐらいで、意外に少ないようです。
ただし、土曜・休日は8両の急行・準急が多いので、この編成を飯能で見かけることもあると思います。

余談・・・ていうか、冗談ですが、
女装専用車」っていうのがあっても面白いかもしれないね。
(​ノω`​)プ​プフ​゚
何かで読みましたが、「女装子」(女装する男性)に人気の趣味は
・車およびバイク
・鉄道
・ミリタリー
の順だそうですから(笑)。。。。

では~♪(*'​-')​ノ
============================
【画像追加】
大雨の中、頑張ってました!3ドア車。
3000系3009F、池袋線で健在です!
(*'-'*)
2014年6月6日、練馬駅。
西武鉄道3000系・3009F(2014年6月6日・練馬駅)

【もうひとつ情報追加】(2014-06-09)
再上場記念「マル得1日フリーきっぷ」発売
西武鉄道「マル得1日フリーきっぷ」発売告知(2014年6月8日・保谷駅)

西武鉄道では、2014年4月23日の東証一部再上場を記念し、
2014年6月9日(月曜)から、「マル得1日フリーきっぷ」を発売しています。

●値段・・・1セット1000円
※1セットの中に、大人用1枚・子供用1枚が入っています(磁気カード式券)。

●発売駅・・・池袋駅・高田馬場駅・所沢駅。
※3000セット限定発売。
※お一人様につき、5セットまで購入できます。

●発売期間
2014年6月9日(初電車の時刻)から、同年6月30日(終電車の時刻)まで。
※ただし、売り切れになり次第、6月30日以前であっても発売を終了します。
 お早めにどうぞ。
(実際には、6月8日の「西武電車フェスタ2014」会場内で先行発売した。)

●効力
2014年6月9日(先行発売分は6月8日)から、同年7月31日までの一日に限り、
西武鉄道線全線乗り放題(ただし、多摩川線を除く)。
※特急券は、別にお求めください。

●特典
1.台紙に記載されたQRコードで、携帯・スマホにオリジナルの「西武電車フォト壁紙」をダウンロードできます。
2.さらに抽選で120名様に「エプソン品川アクアスタジアム」ペアチケットや、西武電車グッズが当たる!

詳しくは、下記(西武鉄道公式サイト:PDF形式)をご覧ください。
http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2014/__icsFiles/afieldfile/2014/06/04/20140604ticket.pdf

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東海道五十三次を歩こ~♪由比宿→興津宿

(取材:2014年3月9日[日曜])
前日は静岡駅南口の「静岡パークホテル」(税込み5300円:朝食なし)に泊まり、翌朝は6時に出発。
(3月上旬は、まだ日の出が遅く、あんまり早く出てもしょうがないんです。)
駅の北口まで歩き、国道1号線を渡った伝馬町の「吉野家」で朝食。この伝馬町には、夕方戻ってきます。
6時43分発の三島行き(724M)に乗り、由比に7時03分着。

由比といえば、やはり「さくらえび」。
駅前通りの名前も「桜えび通り」です。
由比駅前「桜えび通り」(静岡市清水区由比今宿)(2014年3月9日)

今日は、朝から薩埵峠(さったとうげ)を越えます。
箱根峠は別格として、この薩埵峠と、宇津ノ谷峠(丸子~岡部間)、小夜の中山越え(金谷~日坂間)が、静岡県内の旧東海道における「三大峠越え」といえるでしょう。
愛知県には「峠越え」と呼べるほど急峻な区間はなく、小夜の中山を越えたら、次は三重県の鈴鹿峠まで「峠」というほどの山はありません。
ただし、「**坂」と呼ばれる道は、白須賀宿手前の「潮見坂」、二川宿を出てすぐの「火打坂」などがあります。

薩埵峠にはいくつかのルートがあります。
これは由比側ではなく、興津側にある案内板ですが、何箇所かある案内板のうち、最もわかりやすいので写真を載せておきます。
薩埵峠西口の案内板(静岡市清水区興津東町)(2014年3月9日)

そのルートとは、
・下道・・・峠の道が整備される以前は、海岸沿いに歩くしかなく、歩行者が波にさらわれることもあった。
危険なので、峠道が整備されるとわざわざ通る人も少なくなったが、1854(安政元)年の地震で海岸が隆起し、以後、再び道として通行されるようになった。
現在は、国道1号線が海岸沿いを通っている。

・中道・・・1601(慶長6)年に徳川家康が東海道を開いたときから約50年間、よく使われたルート。

・上道・・・1655(明暦元)年9月、朝鮮使節一行を迎えるにあたって開かれた道で、その後は幕末まで200年以上にわたって利用された。
朝鮮使節一行は、政治家、官僚、学者から音楽家、芸人、その付き人まで約500人に及ぶ一団で、それだけ大人数の国賓が通過するとなれば、新道を建設するぐらいのことを幕府もやったのでしょう。

・脇道・・・現在の東名高速道路に沿っており、これは太古の昔からあった。通称「地蔵道」とも呼ばれる。

薩埵峠にいくつかのルートがあることは、旅行記の類を読んで知っていましたが、どのルートを通るかは迷ってしまいますね。
そんなとき、2013年の夏でしたが、静岡市のふく爺氏がこの案内板の写真を送ってくださいました。
(夏至の頃には、上り東京行き「サンライズ瀬戸・出雲」が撮影可能で[興津通過4時55分ごろ]、それを撮りに行ったついで・・・とのこと。)
それを見て、「結局、どのルートを通っても正解」と判断し、最も楽そうな(笑)「上道」から「中道」を行くことにしました。

【静岡市清水区由比寺尾付近の地図】
※マウスをグリグリして、拡大、縮小してご覧ください。
※うまく表示されない場合は、ブラウザを「最新の情報に更新」してください。


「桜えび通り」を西に進むと「↑薩埵峠」の標識がいくつも立ち、「大歓迎」してくれます。
まあ、静岡県の人たちには「比較的お手軽なハイキングコース」として知られているのでしょう。
薩埵峠東口・寺尾(静岡市清水区由比寺尾)(2014年3月9日)1

寺尾橋の手前で、右の細い道へ。直進してしまうと国道1号線に出てしまい、峠の方には行かれません。
薩埵峠東口・寺尾(静岡市清水区由比寺尾)(2014年3月9日)2

なお、富士駅および蒲原病院から来る路線バス(富士急静岡バス)はここが終点で、寺尾橋~興津間にはバスがありません。
興津まで行くと、バスは富士急ではなく、しずてつジャストラインのエリアになります。

路地を標識に従って右折し、すぐ突き当たりを左折すると、寺尾の集落です。
薩埵峠東口・寺尾(静岡市清水区由比寺尾)(2014年3月9日)3

みかん畑の横を通り、
薩埵峠東口・寺尾(静岡市清水区由比寺尾)(2014年3月9日)4

眼下に海と道路、線路を見下ろす地点に出ました。
313系の普通列車が通過するのを待って撮影。
薩埵峠(東海道本線由比~興津間)(2014年3月9日)

橋を渡ると「間の宿」倉沢です。
薩埵峠東口・間の宿倉沢(静岡市清水区由比西倉沢)(2014年3月9日)

倉沢を過ぎると、いきなり急な坂道になります。
薩埵峠東口・間の宿倉沢から峠へ(静岡市清水区由比西倉沢)(2014年3月9日)1

結構きつい坂道が続き、
薩埵峠東口・間の宿倉沢から峠へ(静岡市清水区由比西倉沢)(2014年3月9日)2

由比駅から約1時間、倉沢からは約30分で薩埵峠の展望台(公衆トイレあり)。
ここまでは、興津側から「上道」を経由すれば車で来ることができ、駐車場があります。
由比側から車で来ることも不可能ではなさそうでしたが、道が狭いので、あまり大きな車だと無理でしょうね。
薩埵峠展望台(静岡市清水区由比西倉沢)(2014年3月9日)

ここから先の「中道」は、車では行かれません。
先にも展望台があり、ちょっと上ってみると、駿河湾の展望が広がっています。
薩埵峠から見た展望(静岡市清水区由比西倉沢)(2014年3月9日)1

しかしこれは、いつか見た風景だなぁ・・・と思いましたが、よく台風が来ると「静岡市清水区由比付近の今の様子」としてテレビで流れる場所ですね。
そう思って周囲を見渡したら、遠隔操作のテレビカメラがありました(笑)。
(これは国交省富士砂防事務所が管理しており、各テレビ局は国交省から映像の提供を受けているようです。)

ここは有名な景勝地ですが、この日は富士山は見えず。。。。
その場所にあった案内板に掲示されていた写真をお借りしておきましょう。
薩埵峠から見た展望の案内板(静岡市清水区由比西倉沢)(2014年3月9日)2

線路に列車が来ればなぁ・・・と思い、待つことしばし。
やってきたのは211系の3連。
薩埵峠から見た展望(静岡市清水区由比西倉沢)(2014年3月9日)2

正直、3両編成じゃ物足りないですね。長い貨物列車か、ふく爺氏がお撮りになった「サンライズ瀬戸・出雲」(14両編成)ならサマになるんでしょうけど。。。。

ここを過ぎると・・・意外にもあっけなく、薩埵峠はおしまい。
峠の標高は意外に低く、107mだそうですが、そりゃそうでしょう。「海抜0m」の海岸からすぐ近くなんですから(笑)。

墓地の中を通り抜け(どうしてこんな所にお墓があるんだろうね?)、公衆トイレがある休憩所に出ました。
前方に海と「駿河健康ランド」が見えていますが、そこはもう興津です。
由比駅からここまで1時間45分、上の駐車場からだと40分ぐらいで来てしまいました。
(「駿河健康ランド」は画像の左側、海沿いに建っている白いビル。画像の正面、オレンジ色のビルは「老健施設きよみの里」です。)
薩埵峠西口の休憩所(静岡市清水区興津東町)(2014年3月9日)1

ところが、ここから下る坂が結構きつい。
薩埵峠西口の休憩所(静岡市清水区興津東町)(2014年3月9日)2

私は下りだからいいけど、西の方から来たらしんどいでしょうね。。。。

坂を下ったところに十字路があり、右へ行っても左へ行っても興津駅には出られますが、私は左に行きました。
薩埵峠西口の十字路(静岡市清水区興津東町)(2014年3月9日)1

薩埵峠西口の十字路(静岡市清水区興津東町)(2014年3月9日)2

白髭神社前の集落を抜けると、東海道線の「洞(ほら)踏切」があります。
東海道本線・洞(ほら)踏切(由比~興津間)(静岡市清水区興津東町)(2014年3月9日)

東海道本線・洞(ほら)踏切(由比~興津間)を行く313系+211系SS 9編成(静岡市清水区興津東町)(2014年3月9日)

踏切を渡って右へ進み、ほんの少しだけ国道1号線(歩道あり)を行くと、すぐに二股の分かれ道があるので、それを右へ。
すると、興津川の畔に出ます。
興津川橋梁(東海道本線由比~興津間)(2014年3月9日)

この興津川橋梁には、2001年頃だったか、撮影に来たことがあります。
そのときは、大垣→品川間の167系返却回送列車(「臨時大垣夜行」に使った車両を、昼間、品川へ回送するもの。興津通過13時ごろだった)がお目当てでしたが、
今ではそんな面白い列車が通ることもなくなり、旅客車は211系、313系、それに特急「ふじかわ」の373系と、前述した「サンライズ瀬戸・出雲」の285系が全てです。
昔(1980年代後半)は、ここを通過するEF58形牽引のお座敷列車の写真などを、よく鉄道雑誌で見かけましたが、最近、雑誌に紹介されることが少ないのは、通過する車両にバラエティがないからでしょう。
ただ、貨物列車は今でも面白いだろうと思いますけどね。

川を渡ると、甲府へ行く国道52号線の分岐点。
国道52号線起点(静岡市清水区興津中町)(2014年3月9日)

前述のように、このあたりから路線バスのエリアは「しずてつジャストライン」になります。
この色は新塗装のようで、この先も何十回となくしずてつバスを見かけることになりますが、古い塗装もまだ残っています。
しずてつバスとのお付き合いは、金谷駅前まで続きます。
(路線図を見ると袋井まで、しずてつのエリアらしいんですが、金谷以西は本数が少なく、見かける機会もあまりなくなる。)
しずてつジャストラインバス(静岡市清水区興津中町)(2014年3月9日)

まだ今日は、たいして歩いていないような気もするけど、やはりお腹は空いていて、この交差点のそばにあるローソンで揚げ物を買って食べちゃいました(笑)。

【静岡市清水区興津東町付近の地図】
※マウスをグリグリして、拡大、縮小してご覧ください。
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2年間のブランクの間に、新東名高速が開通しちゃったんですね(笑)。新清水ICは国道52号線を左へ行くそうです。
静岡市清水区興津中町・新東名入口の標識(2014年3月9日)

しかし、昔の「身延道」への分岐点は国道52号線交差点ではなく、もう少し駅に近い「しずおか信用金庫」興津支店の前でした。
静岡市清水区興津中町・旧東海道と身延道の分岐点(2014年3月9日)

興津駅の姿をちょっと見ておこうと思い、駅前に立ち寄りました。
東海道本線興津駅(静岡市清水区興津中町)(2014年3月9日)

由比宿→興津宿間の距離は9.1Kmだそうですが、私は由比駅から歩いてきたので、ここまでの歩行距離は実質7Kmぐらいでしょう。
「峠越え」ということで、時間をたっぷり取りましたが、写真を撮ったりしながらブラブラ歩いても、所要時間は2時間50分程度でした。
(*'-'*)
============================
※由比宿→興津宿間のトイレ情報
・寺尾集落「東海道名主の館・小池邸」
・薩埵峠展望台駐車場
・薩埵峠西側(興津東町)の休憩所
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張り切ってる長野支社! 「ブルートレイン信州」運転

こんにちは、みっぴょんです。
(*'-'*)
(2014年)5月23日付でJRグループ各社の「夏の臨時列車」が発表されましたが、
この夏は、JR東日本・長野支社が妙に張り切っています(笑)。

JR東日本長野支社「夏の臨時列車のお知らせ」
http://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/140523-2.pdf
(PDF形式:529kb)

まず、これは1904(明治37)年12月21日に開業した、中央本線富士見駅(長野県諏訪郡富士見町)の「110周年記念」という名目ですが、
(2014年)9月28日(日曜)に、
長野~富士見間を快速「ブルートレイン信州」が走ります。
●9560列車 長野発8:10→富士見着12:26
●9563列車 富士見発15:31→長野着20:09

全車指定席(「ゴロンとシート」扱い)で、編成はEF64+24系B寝台車5両+電源車1両+EF64のプッシュプルです。
客車は盛アオ[青森車両センター]所属で、要するに、臨時列車化された現行の「あけぼの」編成よりも、1両短い編成ですね。「ソロ」車抜きの模様です(注)。
(注:6月16日、『鉄道ダイヤ情報』7月号を購入し、同誌を読んで訂正。)
臨時特急「あけぼの」9022列車(王子~東十条間)(2014年4月27日)

面白いことに、この列車は下り・上りとも「辰野線」経由で運行されます。
【追記】
「アクセス解析」を見たら、この列車の「指定席券の買い方」を検索してる人がいるんだよね。。。。
一般の列車と全く同じです。運行日の1ヶ月前の午前10時から、全国のJR駅の「みどりの窓口」や、JR券を取り扱っている旅行会社で発売します。
(「ブルートレイン信州」の場合は、8月28日の午前10時からです。)

それにしても、長野発は朝から昼過ぎにかけて走り、富士見発は途中で日が沈むものの、「夜行列車」ではありません。

折りしも、JR西日本が「トワイライトエクスプレス」の廃止(2015年春限り)を決定し、
同時に、京阪神から山陽・山陰方面をクルーズする豪華列車の構想を明らかにしましたが、
この「ブルートレイン信州」といい、JR西日本のクルーズ列車構想といい、「夜行列車」は「公共交通機関」としての役割を完全に終え、
「”楽しみ”として乗ってみる列車」になったんだなぁ・・・と思うと、感慨深いものがあります。
(´-`).。oO
長野支社では、この夏、他にも「懐かしの”国鉄”列車」を企画しています。以下のとおりです。

◎快速「懐かしの篠ノ井線183系」(2014年7月5日[土曜]運転)
宮オオ183系「OM103」編成(2012年9月1日・大宮駅)

宣伝文を読む限り、長ナノ(長野車両センター)所属の183・189系「N104」編成充当のようです。
●9271M 松本発10:12→長野着11:51
●9272M 長野発14:24→松本着16:14
(全車両、普通車指定席)

◎快速「懐かしの大糸線189系」(2014年7月5日[土曜]運転)
長ナノ183系「N101」編成(2013年9月8日・大久保駅)

こちらは長ナノ183・189系「N101」編成充当のようです。
●9381M 松本発10:12→白馬着11:43
●9384M 白馬発15:08→松本着16:40
(全車両、普通車指定席)
なお、9271Mと9381Mは松本駅を同時に発車し、しばらく並走します。

◎快速「懐かしの115系横須賀色」
(2014年7月19日[土曜]・20日[日曜]運転)
八トタ115系M9+M10編成(2013年5月3日・鳥沢駅)

長ナノ115系6連「C1」編成+クモユニ143形1両で運転。
中央・篠ノ井線ならともかく、このような編成が大糸線を走った実績は、過去になかったと思われますが、まあ、そのへんは気にしない(笑)。。。。
というか、「C1」編成が横須賀線色になったんだなぁ・・・私は最近、休日のほとんどを「東海道五十三次を歩こ~♪」に費やしてしまっているため、まだ見てないのよ(苦笑)。。。。
●9361M 松本発10:58→南小谷着12:44
●9362M 南小谷発15:14→松本着17:14
(全車両、普通車自由席)

◎快速「懐かしの115系湘南色」(2014年7月21日[祝日]運転)
高タカ115系「T1044」編成(サハ抜き3連)(2012年7月16日・上越線高崎問屋町~井野間)

長ナノ115系3連「N9」編成+クモヤ143形1両で運転。
「N9」も長野支社色から湘南色になったのね・・・いかに、私が最近、鉄道ちゃんの話題から遠ざかっていることか(苦笑)。。。。
●9571M 茅野発8:06→長野着11:24
●9572M 長野発16:25→茅野着19:39
なお、この列車も「辰野線」経由です。
(全車両、普通車自由席)

ところで話は変わりますが、この夏、「あけぼの」は運行され、「ムーンライトながら」「ムーンライト信州」も走りますが、
新宿~新潟間の「ムーンライトえちご」は、運行予定がないんですよ!
( ゚ロ゚)
新ニイ485系「ムーンライトえちご」(2012年3月21日・新宿駅)

これには驚きました。ゴールデンウィークには「えちご春の夜空号」として走ったんですけどね。
(私は見ていませんが、『鉄道ダイヤ情報』6月号掲載の写真によれば、「春の夜空号」のヘッドマークは「臨時」表示だった模様。)

JR東日本の慣例では、災害などの理由で特発する臨時列車は別として、「後から追加発表」ということは考えられませんから、本当に走らないんでしょう。
(ちなみに、JR東海は「追加発表」が大好きです。おかげで、いきなり「また371系が走る」と聞き、時間を捻出して御殿場線沿線へ駆けつけたことが過去二回あった。)

東日本・東海とも「もう廃止したいが、嫌々走らせている」といわれる「ながら」は走るのに、東日本自社完結の「えちご」が走らないとは意外で、
単に「この夏は走らない」だけなのか、「なし崩し的に消滅」なのか、注目したいところです。
【お断り】
記事中の写真は、全て「イメージ」です。
============================
【お知らせ】
「東海道五十三次を歩こ~♪」の進捗状況ですが、
2014年5月25日(日曜)午後、宮(名古屋市熱田区内田町。江戸・日本橋から347Km)まで到達。
翌26日(月曜)、桑名から四日市(江戸・日本橋から386.9Km)まで歩いたところです。
\(^o^)/
宮~桑名間は、往時も「七里の渡し」で渡っていたので、私も近鉄名古屋線に乗ってしまいましたが、
「中間を電車で移動するなど、いかがなものか」という思いが強く、後日「佐屋街道」(東海道の裏街道。宮~津島~佐屋間)を歩くことを考えていますが、
「番外編」となる裏街道ウォーク(主なものには佐屋街道の他、中原街道、姫街道がある)は、ともかく旧東海道を京都まで歩いちゃってからにしたいので、いずれまた。

四日市まで歩いたところで風雨が強くなり、そこで切り上げましたが、「四日市まで歩いたんだ」という証拠ってわけでもないけど、
伊勢朝日駅(三重県三重郡朝日町)で、旧東海道と近鉄が交差する踏切で撮った写真でも見ていただきましょう。
(*'-'*)
車両は、特急車22600系「Ace」。
近鉄22600系「Ace」(2014年5月26日・名古屋線伊勢朝日駅)

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東海道五十三次を歩こ~♪蒲原宿→由比宿

「東海道」の標識(静岡県富士市依田橋町)(2012年2月22日)

(取材日:2014年3月8日[土曜])
2012年2月22日、蒲原宿(江戸・日本橋から146.7Km)まで来たところで、旧・東海道を歩く旅は2年間の長いブランクに入りました。
(つ_-)
なぜブランクが生じたかというと、仕事が猛烈に忙しくなったうえに(そういう年代なのです![笑])、
「いすみ鉄道通い」に力を入れるようになっちゃったからです(笑)。

まあ、このシリーズ自体が「不評」ですし
(再開後の現在も、評判は芳しくない。アクセス数は明らかに減っている。世間がブログに求めているのは、こんな「ベタベタ歩いた」記事ではなく、「[鉄道の]最新情報」なのでしょう)
いったん打ち切ったことを再開するのは、自らの内面的には結構「葛藤」もあったりしてね。。。。
(*゚ー゚)ゞ
このとき乗っていた東海道線の列車内でも「再開すべきか否か」迷っていましたが、列車が新蒲原駅に着く直前、
「間もなく新蒲原です。左側のドアが開きます。ドアから手を離してお待ちください」
という放送が流れたとき、「よし、やるべえ!」と意気込んで立ち上がりました。
(「ドアから手を離してお待ちください」という言い回しは、JR東海独特のものです。)

2014年3月8日15時10分、非常に評判は悪いんですが、
「東海道五十三次を歩こ~♪・シーズン2」のスタートです。
オー!>(*'-'*)/

「再開第一回目」ですから無理はせず、今日は隣の由比宿までとしました。

翌日も歩くつもりですが、当面の目標は「府中(現:静岡)まで」としました。
今後は、当面の目標を「府中まで」とか「浜松まで」、「静岡と愛知の県境を越えて、吉田(現:豊橋)まで」のように、「交通や宿泊の便利な都市を目標地点とする」考え方にあらためたんです。
この戦略は「成功」だったようで、だいぶ気が楽になり、今のところは比較的順調に進んでいます。

だってそうでしょう。駿河の地から想像する京の都なんて、
「♪どうしたら行けるのだろう? 教えてほしい・・・イン・ガンダ~ラ、ガンダ~ラ」みたいなもんで(古いね[笑])、
交通機関を使わず歩いて行くとなると、「♪旅立った人はいるが、あまりに遠い」。
想像がつきにくく、結果的にうんざりしてしまうんですよ。
ですから、当面の目標を近くに置き、そこまで到達したら次の目標を立てる・・・といったやり方のほうが、少なくとも私には合っているようです。
============================
さて、新蒲原駅は、東海道線の駅としては新しい部類で、1968(昭和43)年10月1日、日本の鉄道史に残る「ヨンサントオ」のダイヤ改正時に開業しました。
東海道本線・新蒲原駅(静岡市清水区蒲原)(2014年3月8日)

1889(明治22)年に東海道線の国府津~静岡間(御殿場経由)が開通した際、岩淵(現:富士川)~興津間に中間駅はありませんでした。岩淵は駅設置に熱心でしたが、それ以外の宿場町はあまり積極的ではなかったようです。
蒲原駅は、1890(明治23)年5月16日に開業しましたが、蒲原宿から離れた旧・堰沢村に設置されました。

1916(大正5)年4月15日に由比駅が開業すると、蒲原駅の移転(現在の新蒲原駅付近へ)が計画されましたが、これは実施されず、結局、移転計画から50年以上も経ってから「新蒲原駅の新設」という形で実現しました。

「蒲原宿は、蒲原駅よりも新蒲原駅に近い」、「由比宿は、由比駅よりも蒲原駅に近い」、「由比駅は由比宿よりも、むしろ倉沢宿(間の宿)に近い」という現象は、こうした歴史的な経緯によるものです。
要するに、「鉄道当局は、あまり駅を多く設置したくなかった」、「宿場町は、駅の設置に反対した所と歓迎した所があった」、「反対した町も、いざ鉄道が開通すると、やはりその便利さに気づいて駅が欲しくなった」ということですね。

駅前広場には、なぜか漁船が保存されています。
「さくらえび漁100周年記念」として、1994(平成6)年に設置されたものであるとか。
東海道本線・新蒲原駅・駅前の保存漁船(静岡市清水区蒲原)(2014年3月8日)

さくらえび漁の歴史は意外に浅く、1894(明治27)年に蒲原のお隣、由比でアジ漁の最中、偶然に捕獲されたのが始まりです。
だから、江戸時代に東海道を歩いた旅人は、さくらえびを食べていないんですよ。
( ゜。゜)ほぅ
蒲原といえばもうひとつ、「やきとり」の缶詰で知られるホテイフーズ。
hotei-yakitori260g.jpg

私はこれが好きで、缶に表示されていた「ほてい缶詰株式会社」(現:株式会社ホテイフーズコーポレーション)の所在地「静岡県庵原郡蒲原町」は、子供の頃から読めました(笑)。
ラインナップには「激辛」とか「ゆず胡椒」などの新顔も加わっていますが、1970(昭和45)年発売の「たれ」「しお」のパッケージには、故・おおば比呂司氏が描いたイラストがずっと使われています。

余談ですが、おおば氏といえば飛行機好きで知られ、全日空の宣伝媒体に使われるイラストを長年手がけましたが、鉄道のイラストもいくつかあるんですよ。
宮脇俊三先生の『最長片道切符の旅』(新潮文庫版)の表紙などは、今でも容易に見ることができます。

最長片道切符の旅 (新潮文庫)

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蒲原宿自体は、こんな町です。
旧東海道・蒲原宿(静岡市清水区蒲原)(2014年3月8日)1
【静岡市清水区蒲原2丁目付近の地図】
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※この地図は、県道に「東海道」とありますが、
本当の旧街道は、県道より1本北側の道(佐竹魚店、長野酒店などがある)です。


古い町並みの中に、ちらりと電波塔が見え、車が通り抜け、蒲原郵便局のオレンジ色の看板も見える・・・という、この雰囲気、
私には「歴史と伝統を大切にしながら、現代を生き抜こうとしている」感じがして、好ましく思えました。
(*'-'*)
何が言いたいかといえば、「あまりに”町並み保存”にこだわりすぎると、テーマパークか時代劇のセットみたいになってしまい、わざとらしい」ということです。
旧東海道・蒲原宿(静岡市清水区蒲原)(2014年3月8日)2

なお、私は「電線地中化」論者ではないので、念のため。
日本の発送電事業や電信・電話事業もスタートから百数十年を越え、今さら「電線は景観を害する」でもないでしょう。
ヨーロッパの古い町並みは私も大好きですが、なんでもかんでもアチラの真似をすりゃいいってもんでもないしね。。。。

この西洋館は旧・五十嵐歯科医院。
大正時代に建てられたもので、外観は洋風ですが、内部は町家造りになっているそうです。
毎週月曜・火曜とお盆、年末年始を除き、10時~16時(冬季は15時まで)に無料で公開されています。
旧東海道・蒲原宿・旧五十嵐歯科医院(静岡市清水区蒲原)(2014年3月8日)

「なっているそうです」というのは、中を見ていないから。私が訪れたときは、一応公開時間だったんですが、この日は「第10回しずおか町並みゼミin蒲原宿」という行事が開催されており、人が大勢出入りしていたので、見学は遠慮しました。

これは別に「保存」しているわけではないでしょうけど、古いたばこの自販機が残っている商店跡。
旧東海道・蒲原宿・古いたばこの自販機(静岡市清水区蒲原)(2014年3月8日)1

ハイライト・キャスター・マイルドセブン(現:メビウス)・セブンスターが各230円、キャビン・ロングピースが240円って、いつの時代なんだろう。。。。
(・.・)?
旧東海道・蒲原宿・古いたばこの自販機(静岡市清水区蒲原)(2014年3月8日)
(調べたら、セブンスターが230円だったのは1997[平成9]年4月1日(消費税の3%→5%増税時)から、1998年11月30日(翌12月1日から「たばこ特別税」施行)までの間だそうです。)

しばらく行くと、旧街道は県道富士由比線(396号線。旧・国道1号線)に合流。
旧東海道・蒲原宿~由比宿間(静岡市清水区蒲原中)(2014年3月8日)

そこから約1kmで、蒲原の駅前です。このあたりの駅舎は、吉原・富士・富士川・新蒲原・蒲原の各駅とも、橋上駅か地上駅かの違いはあるものの、基本的なデザインは似通っています。
旧・国鉄岐阜工事局の設計だと思いますが、同じ時期に同じスタッフが担当したのかもしれません。
東海道本線・蒲原駅(静岡市清水区蒲原堰沢)(2014年3月8日)

さらに進んで東名高速の下を潜り、
旧東海道・蒲原宿~由比宿間(静岡市清水区蒲原神沢)(2014年3月8日)

約1Kmで由比宿の入口。「神沢」(かんざわ)交差点の二股を左に。
旧東海道・蒲原宿~由比宿間「神沢」交差点(静岡市清水区蒲原神沢)(2014年3月8日)

この交差点に立っている背の高い道標が曲者です。「由比本陣公園」や「東海道広重美術館」へは「斜め右」とありますが、これは、あくまでドライバー向けで、「駐車場は右です」の意。
道標の下のほうに「歩行者の方へ」として、徒歩の場合は左に進み、清酒「正雪」の蔵元の前を通ってゆく旨の表示があるんですが、これが小さいんだな。。。。
というか、「斜め右」が目立ちすぎるんですよ。
今から10年以上前に書かれた「東海道徒歩旅行記」のwebサイトにも全く同じ写真が掲載されていたので、改善されていないってことですね。。。。
┐('~`;)┌
左に行けば、これは明らかに「歩行者向け」の道標。
この道標にあるように「蒲原駅まで1Km」「由比駅まで2.8Km」で、由比宿からは蒲原駅が近いんですよ。
旧東海道・由比宿(静岡市清水区由比)(2014年3月8日)1

もっとも、この道標の「1Kmを20分」「2.8Kmを56分」と算出した標準歩行時間は、遅すぎます。これが実測であるはずはなく、どうせパソコンで算出した時間でしょうけど、あんまり良い地図ソフトを使っていないね、静岡市役所は(笑)。

一里塚跡を過ぎて、宿場町に入ります。実際には短く感じられましたが、蒲原宿~由比宿間は3.9Kmとのことです。
旧東海道・由比宿(静岡市清水区由比)(2014年3月8日)2

【静岡市清水区由比2丁目付近の地図】
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東海道広重美術館は、もう閉館時刻で見られませんでしたが、由比宿交流館は入館できたので、駆け足で見学しました。
蒲原宿・由比宿のジオラマが圧巻で、今の東海道線の線路は、江戸時代には水田と潟であったのを埋め立てて線路を敷いたのがわかりました。
旧東海道・由比宿・由比宿交流館(静岡市清水区由比)(2014年3月8日)

この本陣公園の前に「正雪紺屋」という染物屋さんがあります。営業中のお店ですので写真は撮りませんでしたが、軍学者・由比正雪(1605~1650)の生家とされています。
旧東海道・由比宿・由比本陣公園(静岡市清水区由比)(2014年3月8日)

由比正雪といえば「慶安の変」の首謀者であり、時の政権を転覆させようとしたんですから、とんでもない「極悪人」かと思えるけど、正雪の人気は高く、
ここ由比の町では今でも「郷土の英雄」と考えているようで、前述のように清酒「正雪」という地酒まであるほどです。

なぜなら・・・慶安の変は、関ヶ原の戦いで政権をとった徳川幕府が、諸国の大名たちの反乱を恐れて取り潰しを進めた結果、失業して浪人となる武士が増え、
生活苦のため、なかには盗賊になる者も多かったので、「浪人に仕事を与えよ!」というのが倒幕を企てた理由だったからでしょう。
日本人は「義によって」とか「義のために」っていうのに弱いからね。私も含めて。。。。

同じ政権転覆の首謀者といっても、天一坊なんかと比べてはいけませんよ。天一坊は「薄気味悪い、山伏崩れの詐欺師」に過ぎませんからね。
確かに『大岡政談』の講談には「天一坊もの」もあるんだけど、これは大岡越前の守に人気があるからで、天一坊自体は全然人気なんかないからなぁ。。。。
(*'-'*)
この宿場は小規模で、西側で由比川にぶつかって終わります。もっとも、宿場町の面影を残す町並みは、川を渡ってからも由比駅近くまで続いています。
由比川の橋上で、EF210形牽引の高速貨物列車を撮影。駿河湾の向こうに伊豆半島が見えていました。地図を見ると、どうやら対岸は戸田(へだ)あたりになるようです。
東海道本線由比川橋梁(蒲原~由比間)(静岡市清水区由比)(2014年3月8日)

川を渡ったところに「静岡市由比交流センター」という施設があり、展望風呂で入浴できるようでした。
本来は地域の老人保健施設ですが、60歳以下の方も600円払えば入浴できるとのこと。
旧東海道・由比宿~興津宿間・「静岡市由比交流センター」の看板(静岡市清水区由比町屋原)(2014年3月8日)

この看板には、9時~16時開館(第3日曜日・祝日・年末年始は休館)とありますが、利用可能かどうかは電話(054-376-0294)でお問い合わせください。
(一応、公式サイトもあるので見てみましたが、一般利用可能日と、お年寄りの貸切日の区別が分かりにくいので。)
早い時間だったら私もひと風呂浴びたかったんですが、もう17時近く、残念でした。

左側に建つ家の庇(ひさし)が凝っていて、「いいなぁ」と見上げながら由比駅へ。
旧東海道・由比宿~興津宿間(静岡市清水区由比町屋原)(2014年3月8日)

厳密には、この駅前通りは1916(大正5)年に由比駅が開業した際に作られた、いわゆる「停車場新道」らしく、旧街道は山側になるようです。
東海道本線・由比駅(静岡市清水区由比今宿)(2014年3月8日)

由比に来たからには、さくらえびの天ぷらでも食べたいところですが、「17時過ぎ」という時間が微妙なところで、食堂や料理屋さんもまだあんまり開いてなかったのと、今夜の宿泊場所がまだ決まっていなかったので、今回は見送りました。
以後、この「東海道・シーズン2」は「土地の名物料理と全く縁がない旅」が続きます。いや、本当にご縁がないの。
だから、「グルメ記事」を期待される方は、この記事はお読みにならないほうがいいと思います
誇張でなく、全然出てきませんから。

由比には、旅館はあるようでしたが、急に訪れて泊まれる感じではなく、「清水で泊まるか静岡で泊まるか・・・」と考えつつ、結局、静岡へ出て泊まりました。
(「由比宿→興津宿」に続く)
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※興津宿→由比宿間のトイレ情報
・由比本陣公園(静岡市清水区由比)
(ここだけしか見つけられませんでした。)
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東海道五十三次を歩こ~♪吉原宿→蒲原宿

(取材日:2012年2月22日[水曜]・
追加取材:2014年3月16日[日曜])
富士山(静岡県富士市・富士市役所付近から)(2012年2月22日)

吉原中央通りから先、富士川を渡るまでの間の道は、曲尺手(かねんて)と升形(ますがた)の繰り返しで何度も曲がっており、複雑です。
しかし・・・そのわりに、風景はそんなに珍しいもの、目新しいものに出会うこともなく、富士市の方々には申し訳ありませんが、あまり面白くありません。

【富士市吉原2丁目付近の地図】
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道案内ふうに書けば、
1.吉原中央商店街、江戸時代から続くという「鯛屋旅館」の先の信号を左に。
この信号機に名称表示はありません。「中央駅」交差点(吉原中央駅バスターミナル)のひとつ手前です。

「吉原中央駅」とは、富士急グループのパスターミナルなんですが、鉄道は来ていないのに「駅」と名乗っています。
旧・国鉄の連絡運輸規則では、国鉄線連絡乗車券を発売したり、鉄道荷物・貨物の取扱いをするバス停やターミナルも「駅」とみなす・・・という規定があったので、その名残でしょう。
現在、JR東海と富士急静岡バス・富士急シティバスの間には連絡運輸契約がないので、連絡乗車券は発売していません。
(注:ウィキペディアの『吉原本町駅』の項にある「富士馬車鉄道の駅跡だから”駅”と名乗っている」との説明は、「いつの時代の話をしてる?」って感じで、現実味に乏しい。だからウィキはダメなんだよ。。。。)
┐('~`;)┌

2.南に進み、突き当たり(目印は「磯野工業所」)を右に。

3.道なりに進むと、右側にある「木之元神社」前の小公園に公衆トイレあり。
少し先に「甲田鰹節店」というバス停がある・・・と地図(昭文社:刊『静岡県道路地図』)に記載があったので、「珍しい名前のバス停だなぁ」と思ったら、これは「コミュニティバス」の停留所でした。
鰹節屋さん自体は「甲田商店」という名前です。

4.そのバス停を過ぎるとすぐ、道は斜めに小潤井川を渡るので、そのまま行くと「錦町北」交差点で国道139号線に合流。
まっすぐ、次の「錦町」交差点まで行く。

5.「錦町」交差点で、国道1号線と交差するので、これをまず横断してしまい(その先は歩道橋になって、渡るのが面倒なので)、渡ったら右へ。
右側に富士市役所があります。
富士市役所前(静岡県)(2012年2月22日)

6.国道1号線(青葉通り)を静岡方面へほんの少しだけ進むと、スルガ銀行と静岡銀行の支店が向かい合っている。その間の道を左へ。

7.曲がったら、しばらくは道なりに進む。ケンタッキーフライドチキンの角にあるちょっと大きな交差点(港大通り[県道353号線])も、渡ってそのまま直進。

8.市立中央病院裏に架かる富安橋で、潤井川を渡る。
旧東海道・潤井川・富安橋(静岡県富士市高島町~蓼原町)(2012年2月22日)

対岸の蓼原町(たではらちょう)に入ったら、そのまま道なりに。
富士急静岡バス(静岡県富士市蓼原町・旧東海道「ロゼシアター入口」付近)(2012年2月22日)

9.「塔の木」「総合庁舎前」の主要交差点は直進。
本市場町に妙な案内板があるが、これは「旧東海道を歩く人は、迂回して横断歩道を渡りましょう」というだけの、大して意味もない物。
たぶん、歩行者と車の事故があったんだろうな。。。。
┐('~`;)┌
旧東海道・本市場(静岡県富士市蓼原町)(2012年2月22日)1

10.ご指示に従い、横断歩道を渡って先に進むと、すぐに旧東海道は県道富士由比線(396号線)に合流。
旧東海道・本市場(静岡県富士市蓼原町)(2012年2月22日)2

ここで県道を渡り、斜め右の一方通行路に入る。
(上の写真では「牛丼”すき家”この先5Km」の看板が見えている。これが目印。)
その道へ入ってしばらく行くと、右側に王子板紙の社宅、続いて市立富士第一小学校が現れるはずなので、これに遭遇したら正解です。

【富士市本市場町付近の地図】
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11.静岡中央銀行前の交差点は直進。もし、左(富士本町通り)へ行けば約500mでJR富士駅。
ここで、「吉原中央駅」行きの字幕を出した富士急バスを見かけたので、写真を貼っておきます。
(*'-'*)
富士急静岡バス(静岡県富士市平垣本町・富士本町通り)(2012年2月22日)

12.そこから先は、迷わずとにかく道なりに西へ約1Km、身延線の柚木(ゆのき)駅手前まで進む。
道はS字にカーブしたりして、いかにも「旧街道だな」って感じもするけど、古い建物は無し。
旧東海道・柚木(静岡県富士市柚木)(2012年2月22日)

・・・と、こんなルートです。岳南電車の吉原本町駅から、身延線の柚木駅までは5.2Km。休憩時間を入れなければ、約1時間30分程度で歩けるでしょうね。
(ただし、幹線道路の信号待ち時間が長い。)

しかし、途中に往時を思わせる古い建造物がほとんどないんですよ。それで「あまり面白くない」「印象が薄い」と感ずるのかもしれません。
曲尺手や升形にしても、このときは「複雑だなぁ」と思いましたが、その後、吉田(現:豊橋)や岡崎のもっと複雑な曲尺手を体験した今となっては、「この程度は序の口」と思えますし。。。。
写真の点数が少なくて恐縮ですが、「絵になる」風景があんまりなかったんです。
(*゚ー゚)ゞ
やたらに曲がるばかりで、さして変化のない道筋が嫌な方は、「5」の錦町交差点で曲がらずに約400m直進し、
「青島」交差点を右に曲がって、県道富士由比線をまっすぐ柚木駅まで行っても構わないかも・・・という気もしますね。
実際のところ、旧道は裏道ですから、沿道にお店が極端に少ないんですが、県道富士由比線は幹線道路ですから、飲食店やコンビニも随所にあります。

私は「6」と「7」の間、青島町にある「かつ銀」というお店で昼食をとった・・・とメモにはあるんですが、その記憶がまったく無し。
しかし、「栄養補給」を済ませたらトイレに行きたくなり、公衆トイレがなかったので、やむなく市立中央病院のトイレを拝借しましたが、
公立の大きな病院ですから、売店や銀行ATM(清水銀行・静岡銀行・富士信金)のコーナーもあり、便利でした(笑)。
ゆうちょ銀行をご利用の方は、「10」で裏道へ入らず、そのまま県道を行くと富士郵便局があります。ここは、いわゆる「本局」ですから、ATMの営業時間も平日は8時45分~19時と長く、土曜・休日も9時~17時まで利用できます。

さて、身延線の柚木駅とは、こんな高架駅。
身延線柚木駅(静岡県富士市柚木)(2012年2月22日)2

出札窓口はありますが、現在は終日無人駅です(TOICA・SuicaなどのICカードは使用可能)。
降車の際は、ワンマン列車では運転士さんが、車掌乗務列車では車掌さんが乗車券の有無をチェックします。
ちょっと待って、313系の富士行きが県道のガードを渡るところを撮影。
身延線柚木駅(静岡県富士市柚木)(2012年2月22日)1

この駅は、1969(昭和44)年9月28日に開業しました。
かつて、身延線は富士駅を出ると、富士市を反時計回りで北上し、富士宮・甲府方面へ向かっていましたが、当時は東京(品川)~富士宮間に某宗教団体の専用列車が多く走っており、
これがダイレクトに東京方面~富士宮間を直通できるよう、線形を時計回りに改め、同時に踏切の除去を目的に、富士~入山瀬間(正確には、潤井川橋梁の南側まで)を高架複線化した際に設けられました。

ただ、『日本国有鉄道 停車場一覧』などの資料では「1934(昭和9)年7月1日開業」となっています。
これは書類上、高架化以前には本市場集落にあった「本市場」駅を、改称のうえ移転した・・・という扱いになっているためです。
旧・本市場駅と現・柚木駅は約1.5Kmも離れており、事実上は「本市場駅を廃止して柚木駅を新設」と理解して差し支えありませんが、書類上の扱いが「移転・改称」となっている裏には、何か複雑な事情がありそうです。
本市場集落で強力な「駅移転反対運動」があったとか何か、そんな理由でしょうか?
当時の『静岡新聞』を見る機会があったら、調べてみたいところですね。

なお、反時計回り時代の廃線跡は「富士緑道」として残っており、私も以前、歩いたことはあるんですが、鉄道の跡を思わせる痕跡は何もありません。

柚木駅を過ぎて道路の右側に、常夜灯と道標が。
旧東海道・柚木の常夜灯(静岡県富士市松岡)(2012年2月22日)

ここから北に入るのが旧街道らしいんですが、私は常夜灯を撮影しただけで通り過ぎてしまいました。。。。
(*゚ー゚)ゞ
1924(大正13)年8月に完成した、全長399mの富士川橋を渡ります。形式は「プラットトラス橋だな」と思ったら、正確には「下路単純カメルバックプラットトラス」というそうです。
む、難しい・・・( ・_・)
この橋が開通するまでは、渡し舟だったそうです。
富士川橋東詰(静岡県富士市)(2012年2月22日)

富士市内には見どころが少なかったんですが、これから行く間の宿、岩淵は楽しみですねぇ。。。。
(*'-'*)
なお、ここは最近まで庵原(いはら)郡富士川町でしたが、2008(平成20年)11月1日付で富士市と合併しました。

吉原本町駅から富士川橋西詰まで、6.8Kmです。
富士川橋西詰(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)1

しかし・・・あらゆるガイドブックに「富士川橋を渡ると常夜灯があり、それが岩淵宿の入口」とあるんですが、その「常夜灯」の位置がわかりにくい。
┐(>_<)┌
橋を渡ってすぐ常夜灯があるわけではありません。
橋を渡ったら、いったん県道富士川身延線(10号線)を右に。
そこから約500m進んだ、「道の駅 富士川楽座」の標識と「湯沢橋」バス停の所に常夜灯があるんですが、これが意外に小さいんですよ。
岩淵宿入口(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)1

岩淵宿入口・常夜灯(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)1

2012年2月に歩いたときは、これがわからなくて岩淵宿は飛ばしてしまい、2014年3月16日に、あらためて歩きなおしました。
(*'-'*)
なお、湯沢橋バス停を通る「山交タウンコーチ」のバスは、こんな車両でした。
(2012年2月22日撮影)
山交タウンコーチ(静岡県富士市中之郷)(2012年2月22日)

おそらくは親会社の国際興業から払い下げられたものであろう、いすゞ車でした。ちょっと前までは池袋駅の西口とか、板橋区内でよく見かけたバスですね。
「山交」とは「山梨交通」のことで、「山交タウンコーチ」は山梨交通を分社化した会社ですが、静岡県内にも少しだけ乗り入れており、「共立蒲原病院」が終点です。

【富士市岩淵付近の地図】
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「←岩淵宿」のような表示は何もありませんが、湯沢橋バス停の前で左に曲がると、
岩淵宿入口(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)2

ものすごい急な坂道があります。これを上がって突き当りを左に。
岩淵宿入口(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)3

岩淵宿が高台にあるのは、当然、富士川の洪水を避けるためです。
東海道の宿駅制度が定められた慶長6(1601)年には、この付近に町並みなどなく、幕府は慶長14(1609)年に「間の宿」の設置を命じました。
このとき作られた宿場は川沿いにありましたが、たびたび洪水の被害に見舞われ、宝永4(1707)年の10月に発生した富士山の噴火による大地震の復旧を兼ねて、同年の年末から、街道と宿場の移設が行なわれました。
(注:正式には、岩淵は建前上、宿泊が認められない「間の宿」[あいのしゅく]でしたが、わずらわしいので「岩淵宿」と書きます。)

岩淵宿は、甲州から富士川下りの舟に乗ってきた旅人にも利用されました。
これは明治時代になってからの話ですが、昔読んだ、確か根津嘉一郎の伝記だったと思いますが、
「岩淵まで舟に乗って、東京へ行く汽車に乗り継ぐ際、岩淵宿の茶店でマグロの刺身を食べるのが無上の楽しみだった」
と書いてあったのを思い出します。冷凍・冷蔵技術のない時代、海のない山梨県では、マグロの刺身は大変な「珍味」「ご馳走」だったんでしょうね。

再訪した日は、富士山が大きく見えていました。この日のように、「剣ヶ峰」と呼ばれる最も高い部分まで見えることは、なかなかないそうです。
\(^o^)/
旧東海道岩淵宿から見た富士山(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)

このあたり、建物は全て新しいんですが、常夜灯が立っているところがいかにも「旧街道」。
旧東海道岩淵宿(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)1

と、思ったら昔のゴミ箱を発見。
昔のゴミ箱(旧東海道岩淵宿)(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)

今はどこの自治体でも、回収日の朝8時ごろまでに、「ゴミ集積場」に出しておくのが当たり前ですが、昔は家の前にこのようなゴミ箱があって、そこに出しておくと回収してくれるシステムでした。
東京・湾岸の中央防波堤にある東京都環境局合同庁舎に保存されている物がありますが、これは蓋が新しいものに交換されているところを見ると、「現役」なのかもしれません。

先に進むと富士川橋が上から見える場所があります。渡っているときは長いように思えましたが、こうして全貌を上から見ると、意外に短い感じもしますね。
「この橋は1924年完成である」と前述しましたが、手前の2連は、右折車線を増設するために1988(昭和63)年に架け替えられています。
富士川橋西詰(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)2

しかし、新しい桁も、古い桁にできるだけ似せたスタイルにして、スタイルの調和を取るようにしたところが憎いね。
「手前の橋桁は、新しいんだよ」と言われなければ、一目見ただけではわからないでしょう。。。。
(・。・)ほぅ
旧・建設省の担当者や、新・旧橋梁を製造した大阪の日本橋梁株式会社の担当者に、「橋の美学」がわかる人がいたんでしょうね。あっぱれ!
(*'-'*)
先へ進むことにして、突き当たりを左へ。
旧東海道岩淵宿・岩淵一里塚(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)2

側溝の蓋に「東海道ルネッサンス 岩淵」のロゴと、弥次さん・喜多さんのイラストが。
「東海道ルネッサンス」側溝の蓋(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)

このロゴとイラストは、ステッカーになったものなら静岡県内のあちこちで見かけ、特に珍しくありませんが、側溝の蓋に刻まれているのはここでしか見かけませんでした。

その先に「Cバス 岩淵上町」のバス停が。
富士市「Cバス」岩淵上町バス停(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)

この「Cバス」とは、2009年12月から富士市が運行していたコミュニティバスで、岩淵地区を循環し、東名富士川SAにあるスマートICから東名高速に入って、「東名松岡」高速バス停にも停車。
東名富士ICで一般道に下り、吉原地区にある中央病院や市役所などを循環する・・・という路線でした。
コミュニティバスで高速道路を経由する路線は、全国的にも珍しかったんじゃないかと思います。
「300円均一」と書いてあったので「高いな」と思いましたが、高速道路の通行料金込みですから、それを考えるとむしろ安いのかもしれません。

岩淵地区と吉原地区の間は、直線距離ではそれほど遠くありませんが、大河・富士川を挟んでおり、鉄道だと大変な大回りになるので、「これは面白いアイデアだなぁ」と思いましたが、
残念ながら利用者は少なかったようで、「2014年3月31日限りで廃止」の告知が貼られており、ユニークなコミュニティバスも姿を消しました。

考えてみたら、岩淵地区の人たちは「病院へ行く」といったら共立蒲原病院へ行くことが多く、最近まで「違う自治体」だった富士市立中央病院には行かないのかもしれませんね。
役所へ行く用事も、日常的には「まちづくりセンター」(旧・富士川町役場)で用が足り、市役所の本庁舎へ行くことは少ないでしょうし。。。。
(私自身の経験でも、「住民票の写しを取る」とか、簡単な用件は近くの出張所で用が足り、区役所の本庁舎へ行った経験は2~3回しかない。都庁に至っては1回しかありません。)

その先に、「小休本陣 常盤家」の建物が残っています。
旧東海道岩淵宿・小休本陣(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)

「小休本陣(こやすみほんじん)」とは、参勤交代の大名などが休憩するための場所で、宿場の本陣とは違い、宿泊はしないことになっていました。「立場(たてば)本陣」という呼び方もあります。
この岩淵の小休本陣は、1856(安政3)年以降に建てられたものではないかといわれています。
(1997[平成9]年、旧・富士川町教育委員会の調査結果による。)
門に「三月*日(注:達筆すぎて読めない) 西條蒋 小休」という札が掛けられていますが、このように何日か前から「どこそこの殿様がご休憩なさる」と告知し、その準備をしていたそうです。

ここは無料で見学できますが、ちょうど案内人の方は昼休みだったらしく、A3版1枚の説明書だけいただいてきました。

その先に岩淵の一里塚があります。
この前を左に(赤いカラー舗装になっているのが旧街道)。
旧東海道岩淵宿・岩淵一里塚(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)

秋葉山の常夜灯を見て、
旧東海道岩淵宿・岩淵一里塚(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)3

ここがわかりにくいんですが、赤い字で「防災」と書かれた倉庫と、富士川郵便局が見えたらその手前を右に。
旧東海道岩淵宿・岩淵一里塚(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)4

正式な道標がないんですが、民家の塀に、手製の道案内が取り付けられていました。
旧東海道岩淵宿・岩淵一里塚(静岡県富士市岩淵)(2014年3月16日)4の2

なお、「今日は、ここでウオーキングを打ち切り」としたい場合は、まっすぐ郵便局の方へ進むと、5分たらずでJR富士川駅前に出られます。
吉原本町駅前から、ここまで8.3Kmです。

防災倉庫手前を右折したら、あとはしばらく道なりに進み、東名高速の下を潜ります。
旧東海道・中之郷(静岡県富士市中之郷)(2012年2月22日)1

「今頃、こんな所にかい?」って感じで、静岡県内統一様式の道標が再登場。
これね、岩淵宿の中に何本か欲しいんだけどなぁ。「”ここにあれば”という場所にない」のが、やはり「お役所仕事」的です。
(これにはその後も、浜松でもどこでも、悩まされることになるんですが。)
旧東海道・中之郷(静岡県富士市中之郷)(2012年2月22日)2

竹やぶの横を通り、
旧東海道・中之郷(静岡県富士市中之郷)(2012年2月22日)3

新幹線の下を潜ります。
旧東海道・中之郷(静岡県富士市中之郷)(2012年2月22日)4

この写真は2012年の撮影ですが、本当は新幹線が通過するところを撮りたかったんです。
ところが、ちょうど小学生が下校する時刻で、数十メートルおきに地区のお年寄りが立って警備しており、ちょっとでも不審な動きをすると「貴様、何者だ?!」と誰何(すいか)されそうな雰囲気だったので、そのまま通り過ぎました。
これが不気味で、一回目に岩淵を訪れた際の印象は極めて悪かったんですよ。
嫌な事件が各地で起きているから、警戒するのはわかりますが、「数十メートルおき」は大げさで、もうちょっと外部から来た人への印象をソフトに願えないか・・・と思いましたね。旧東海道の「観光地」でもあるんですから。
( ・_・)

ここで、中部電力のマンホールの蓋を発見。
中部電力のマンホールの蓋(静岡県富士市中之郷)(2012年2月22日)

富士川以東は東京電力の管轄で、周波数は50Hzですが、富士川以西は中部電力になり、周波数は60Hzです。
これは、「知識」としては知っていましたが、あらためて「管轄が変わったことをこの目で確認した」のは初めてでした。

坂を上がったり下ったり、東名高速の上を渡ると蒲原宿が近づきます。
この標識は「静岡市 ←」となっていますが、「静岡市」と書いてある部分はシールを貼り付けたものでした。
たぶん、以前は「蒲原町」と書いてあったんでしょう。
庵原郡蒲原町は、2006(平成18)年3月31日付で静岡市と合併し、同市の清水区になりました。
旧東海道中之郷・蒲原宿との境界(静岡県富士市中之郷)(2012年2月22日)

東名を渡ると、「新坂」と呼ばれる急な坂道。前方に日本軽金属の工場、さらにその向こうには駿河湾が見えます。
旧東海道・蒲原宿・新坂(静岡市清水区蒲原)(2012年2月22日)

この坂道は1843(天保14)年に開通し、それ以前は、これより南方にある「七難坂」が旧東海道だったそうです。
「七難坂」だって。「我に七難八苦を与え給え」・・・聞いただけで、きつそうな感じですね。。。。
(;゚∀゚)=3

この坂を下ったところに、広重の浮世絵「蒲原 雪の夜」のレリーフがあるんですが。。。。
旧東海道・蒲原宿・新坂下・広重の絵のレリーフ(静岡市清水区蒲原)(2012年2月22日)

江戸時代は「準氷河期」で寒かったという説があるんですが、それにしても、温暖な駿河の地にこんな豪雪が降るとは、ちょっとおかしいよね。。。。

実は、「広重は、東海道を旅していないのでは?」という説があるんです。
(((​゚д゚​;ノノ​ぇぇぇ!
この「蒲原」の絵も、越後の蒲原の絵を見せられ、それを「駿河の蒲原宿」と勘違いして、その絵を参考に描いた・・・という話もあります。
越後の蒲原とは、かつて磐越西線の五泉駅から出ていた「蒲原鉄道」の名を記憶される方もいらっしゃると思いますが、新潟県だったら、これだけ雪が深いのもわかります。
でも、静岡県でこんな雪が深いのは、やっぱりおかしいんですよ。

「広重は、東海道を旅していないのでは?」という話は、2008年11月にBSジャパンで『歌川広重 天才の真実 「東海道五十三次」は盗作だった?!』なる番組が放映されてから、かなり世間に知られるようになりましたが、
そこで「広重がネタ元にした」とされる司馬江漢・作の画集「春波楼画譜」自体が、「昭和初期に、何者かが”江漢作”と偽って世に出した物である」という説もあって、はっきりしません。
「”春波楼画譜”自体が捏造」という説は、今のところ結論が出ていないそうなので、これ以上深追いするのは控えたいと思いますが、
ここで私が思い出すのは、ある人物のお話。

某月某日、東海道のある宿場で休憩していると、初老の男性が「やあ、あなたも東海道を歩いているんですか?」と話しかけてきて、そのまま「どこそこには公衆トイレがあった」とか、「どこそこは食事できるお店がない」といった話になったんですが、
その人物は「広重の絵と同じアングルで写真を撮るのが夢だが、何度行っても同じように撮れない場所があって困る」とおっしゃる。。。。
( ゜д゜)
私は、「えっ?! この人、広重の絵は実際の風景をスケッチしたものではないことをご存じないの?」と驚きましたね。
だって、「”七里の渡し”と同じ海上のシーンを撮るには、どうしたらよいか」とか、真剣におっしゃるんですよ。。。。
夢とロマンを壊すのもお気の毒で、「あれは何か別の絵を参考にした”フィクション”です。しょせん”二次元の世界”なんですよ」とは言えず、
「そうですねぇ。伊勢湾には、レジャー目的のヨットを運航している業者があると思うんですよ。そういう業者に頼めば船を出してくれるんじゃないでしょうか。インターネットか、タウンページでも見たらわかるでしょうけど、でも、何十万もかかるでしょうねぇ・・・」としか言えませんでしたね。。。。
┐('~`;)┌

それはともかく、坂を下れば蒲原の一里塚跡。
旧東海道・蒲原一里塚(静岡市清水区蒲原)(2012年2月22日)

そして、蒲原宿です。
旧東海道・蒲原宿(静岡市清水区蒲原)(2012年2月22日)

今回は、ここでお開き。吉原宿(吉原本町駅)から蒲原宿までは11.1Km、私が歩いたのは東田子の浦駅前からですから、一日で16.6Kmでした。

蒲原宿に近いのは蒲原駅ではなく、新蒲原駅です。
旧・蒲原町役場や日本軽金属の工場に近いのも新蒲原駅ですから、かつて東京~静岡間を走っていた急行「東海」も一日2往復のうち、1往復は新蒲原駅に停車、もう1往復は蒲原駅に停車と、分け合っていました。

東海道本線新蒲原駅(静岡市清水区)(2012年2月22日)1
ホームの案内板に「静岡・名古屋・大阪方面」とありますが、名古屋や大阪まで直通する列車がこの駅に停車しなくなってから、だいぶ経つはずです。
大阪はともかく名古屋は、近年まで「三島発大垣行き」の普通列車(名カキ[大垣電車区]の113系電車充当)などがありましたが。。。。
東海道本線新蒲原駅(静岡市清水区)(2012年2月22日)2

2012年2月に歩いたときは、新蒲原駅に到着したのが16時40分ごろで、「よし、今日はここでおしまいにすっぺ!」と思って帰京しましたが、
このまま、2年間の長いブランクに入ってしまうのです。。。。
(つ_-)
東海道本線新蒲原駅(静岡市清水区)(2012年2月22日)3

(蒲原宿→由比宿に続く)
==========================
【お知らせ】
この「蒲原宿到着」までを「シーズン1」(笑)とし、
2014年3月8日に蒲原宿を再スタートし、宮(現:名古屋市熱田区)までを「シーズン2」とさせていただきます。

これまでは、2年前のリポートでしたが、
ここから先は「ごく最近」(せいぜい数ヶ月前)の旅行記をお楽しみいただけますので、
ご期待くださいませ。
(*'-'*)
現在、愛知県岡崎まで進んでおりますが、5月下旬に岡崎~知立~宮間を歩いて「シーズン2」を終わりにしようと思っています。
桑名から先、三重県・滋賀県は「シーズン3」「シーズン4」になりますが、これについては具体的な計画がまだ決まっておりません。
さすがに桑名以西は東京から遠く、時間・予算とも結構かかり、なかなか気軽には行けませんので、気長にやらせていただくことにします。
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やっと撮れた!JR東海の213系

こんにちは、みっぴょんです。
(*'-'*)
かなり前の話になりますが、2010年2月16日に
『今日は「岡山の」213系の日!o(^▽^)o』という記事を掲載しました。
http://mitsuka115jnr.blog119.fc2.com/blog-entry-94.html

岡オカ213系(岡山駅・2001年4月25日)

その中で、
「JR東海・神領車両区(海シン)所属の213系電車の写真を掲載したいが手元になく、車両運用の関係で”名古屋に行けば撮れる”というものでもないので、今回は割愛」
としましたが、
ようやく撮れましたよ、JR東海の213系を!
\(^o^)/
海カキ213系「H14」編成(2014年5月5日・豊橋駅)

2010年当時、JR東海の213系は関西本線(名古屋~亀山間)中心に走っていましたが、2011年9月末日限りで関西本線から撤退し、313系に置き換えられました。
その後は飯田線に転用されることになり、トイレの取り付けと、ドアの半自動回路(押しボタン式)取り付け改造工事を施され、2011年11月27日から改造第一陣が飯田線で走り始めました。
(同時に、所属も神領車両区→大垣車両区[海カキ]に変更。)
改造工事の済んだ編成から順次、飯田線に投入され、2012年3月17日のダイヤ改正を機に、213系全14編成が飯田線での運用を開始。従来の119系電車を完全に置き換えました。

上の写真は海カキ(大垣車両区)「H14」編成(クモハ213-5014+クハ212-5014)。2014年5月5日、豊橋駅で撮影。
213系は飯田線全区間(豊橋~辰野間)の他、中央本線の上諏訪駅まで顔を出す運用もあるんですが、それも含めて私は見る機会がありませんでした。

4年前の記事のことで、時間は経過してしまいましたが、気になっていた件を掲載できたので、胸のつかえが下りた思いです。
(;゚∀゚)=3
============================
豊橋駅に行ったのは「東海道五十三次を歩こ~♪」の一環です。

現在の進行状況は、静岡県から愛知県に入っており
2014年5月5日19時に、岡崎宿(愛知県岡崎市)の名物「岡崎の二十七曲がり」を通り抜け、
名鉄名古屋本線の岡崎公園駅で切り上げ、帰京したところですが、
江戸・日本橋からの距離は316Kmに達しました

東海道は江戸~京都間492Kmとされていますので、残り176Kmです。
もっとも、176Kmとは江戸~府中(現:静岡)間に匹敵しますから、「残り3分の1」といっても、まだまだ気は抜けませんね。。。。
( ・_・)
ところで、最近は「東海道五十三次を歩こ~♪」の記事が多く、「撮り鉄」の記事が少ないので、ご不満の方もいらっしゃるでしょう。

そこで、今回は「東海道五十三次を歩こ~♪」番外編として、
「歩きながら撮った鉄道ちゃん」の写真をピックアップしましたので、これをご覧いただこうと思います。
(*'-'*)

由比宿から倉沢の「間の宿」を経て、薩埵峠(さったとうげ)へ向かう途中の道(静岡市清水区)で見下ろした東海道本線の線路を、313系が通過していきました。
薩埵峠(東海道本線由比~興津間)(2014年3月9日)

ここは、以前『鉄道ピクトリアル』の表紙になった場所で、「どうやって行くんだろう?」と思っていたんですが、
行ってみれば何のことはない、由比駅から徒歩20分ぐらいの場所。このあたりまでは坂道も大したことはありません。
坂がきつくなるのは、ここから先なんですよ。。。。
(2014年3月9日)

薩埵峠を越えて、興津川の川べりで橋梁を渡る313系+211系の普通列車を撮影。
この313系+211系の併結編成は、静岡支社ではポピュラーな存在で、これを見かける間は「歩いても歩いても静岡県」です(笑)。
(2014年3月9日)
興津川橋梁(東海道本線由比~興津間)(2014年3月9日)

江尻宿(静岡市清水区)を過ぎて、静岡鉄道に沿う旧東海道を歩いていたんですが、
現在は「南幹線」(県道静岡草薙清水線[407号線])と呼ばれるこの道は、自動車販売店が並ぶばかりの退屈な道で、
思いついて、静鉄の線路沿いの市道へ転進。

地元の方は「先刻ご承知済み」でしょうけど、この静鉄1000系電車には、最初からクーラーが搭載されていた編成と、後から改造で取り付けた編成があり、
当初からの編成には、分散式のクーラーが搭載されています。
静岡鉄道1509+1009(草薙~県立美術館前間)(2014年3月9日)

一方、後付けの編成は、集中式のクーラーが屋根上に1基だけ。このような違いがあります。
(2014年3月9日)
静岡鉄道1505+1005(草薙~県立美術館前間)(2014年3月9日)

府中、丸子(まりこ)と過ぎ、宇津ノ谷峠を越え、岡部、藤枝と来る間は、旧東海道とは離れていますが、
藤枝~島田間では、ほぼ東海道本線と並行します。
六合駅の手前、田んぼの中を走る313系のサイドビュー。
(2014年3月29日)
静シス313系(藤枝~六合間)(2014年3月29日)

島田から「越すに越されぬ大井川」を、大井川橋を歩いて15分で越えると金谷宿。
旧東海道は、大井川鐵道と踏切で交差します。
大鐵の本数は少ないので、「列車と出会うかどうか」と思っていましたが、踏切の警報機が鳴っている!
ε=ε=┏( ・_・)┛
踏切までダッシュで行けば、C56 44号機牽引の「SLかわね路14号」でした!
ヽ(゜∀゜ )ノ
大井川鐵道C56 44(新金谷~代官町間)(2014年3月29日)

「トイレ休憩」を兼ねて新金谷駅へ行ってみたら、西武鉄道から来た電気機関車・E34号機が車両区にいる。。。。
| |д・) ソォーッ…
大井川鐵道新金谷車両区(2014年3月29日)

この機関車は西武から購入後、長い間使用されず千頭駅構内に留置されていましたが、里へ下りてきたってことは、いよいよ「使う」つもりなのか?!
!( ゜д゜)
(2014年3月29日)

場所は飛んで、浜松を過ぎて、浜名湖。
弁天島から新居町への途中、浜名湖橋梁を行く311系電車を撮りました。
浜松~豊橋間の普通列車は、静岡支社の車両と、本社直轄(東海鉄道事業本部)の車両が半々なのかな?
(2014年4月13日)
海カキ311系(弁天島~新居町間)(2014年4月13日)

新居宿から白須賀宿を経て愛知県に入り、二川宿手前の踏切を、313系がカッチョよく通過するのを撮れましたが、
これを撮るために、ここで20分近く待機しました(笑)。
(2014年5月4日)
静シス313系「T16」編成(新所原~二川間)(2014年5月4日)

二川宿の本陣資料館を見学後、裏に回ったら・・・
EF210-155[新]牽引のレール輸送列車が通過しました。
EF210-155[新](新所原~二川間)(2014年5月4日)

この機関車は、私の実家に近い新鶴見機関区の所属で、
「やあ、みっぴょん。よくこんな所まで歩いてきたね」
と言ってました(嘘)。
(2014年5月4日)

二川宿から吉田宿(現:豊橋)へ。
豊橋といえば、今では旧東海道で唯一、「路面電車の走る街」。
(2014年5月4日)
豊橋鉄道モ3502(2014年5月4日・札木電停)

吉田宿から御油宿へ向かう途中で日没が近くなり、この日は切り上げて、伊奈駅から名鉄に乗って豊橋へ戻り、泊まりました。
「パノラマSuper」1000系+1200系の特急、健在です。
(2014年5月4日)
名古屋鉄道1000系+1200系(2014年5月4日・伊奈駅)

翌日、伊奈駅から歩き出して約3.5Km。旧東海道と国道1号線の合流点付近、跨線橋で名鉄名古屋本線を渡ります。
1000・1200系に、1800系を増結した特急電車が通過。
名古屋鉄道1000系・1200系+1800系(2014年5月5日・小田渕~国府間)

この名鉄の形式名がよくわからず、この原稿も『鉄道ピクトリアル』別冊の「名鉄特集号」で調べながら書いてます(笑)。
(2014年5月5日)

御油宿を過ぎて、いったん国道1号線と分かれた旧東海道は、再び国道に合流。
この区間は、ずっと名鉄線と並行します。
(2014年5月5日)
名古屋鉄道1000系(2014年5月5日・名電長沢~本宿間)

本宿の近く、旧街道から離れて名鉄の列車を何本か撮ってみました。
名古屋鉄道6800系(2014年5月5日・名電長沢~本宿間)

名古屋鉄道3100系+3700系(2014年5月5日・名電長沢~本宿間)

さらに進んで藤川宿の手前、名鉄の舞木検査場(名電山中~藤川間)下でも撮影。もっとも、雨が強くなって暗く、あんまりうまくいきませんでしたが。。。。
名古屋鉄道3100系(2014年5月5日・名電山中~藤川間)

旧東海道を歩く旅が終わったら、再び沿線を訪れて、ゆっくり名鉄電車を撮ってみたいなあ。。。。
(*'-'*)
(2014年5月5日)

この旅の詳細は順次書いていきますので、お楽しみに♪
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東海道五十三次を歩こ~♪ 沼津宿→原宿→吉原宿

(取材日:2012年1月29日[日曜]・同年2月22日[水曜])

沼津の市街地は1913(大正2)年の大火や、戦災で古い建物が焼けてしまい、戦後は道路拡幅や区画整理が行なわれたため、宿場の面影はほとんど残っていません。
下の写真、手前は狩野川に架かる「あゆみ橋」(人道橋)。奥の橋は「御成橋」です。
狩野川・あゆみ橋(沼津市大手町4丁目)(2012年1月29日)

狩野川沿いに旧東海道の「川廓通り」を進み、「さんさん通り」に出たら左に。
御成橋際の「通横町」交差点を右折し、すぐ次の信号を左に。
しばらく進んで、静岡銀行の交差点(信号機に交差点名の表示なし)を右折し、永代橋通りを西へ(狩野川とは反対の方角)。
【沼津市大手町付近の地図】
※マウスをグリグリして、拡大、縮小してご覧ください。
※うまく表示されない場合は、ブラウザを「最新の情報に更新」してください。


永代橋通りは、そのまま県道東柏原沼津線(163号線)になります。
下の写真、左側に見える昭和シェルのスタンドの手前は・・・
旧東海道・沼津市市道町(2012年1月29日)

「蛇松(じゃまつ)緑道」という遊歩道なんですが、これは沼津駅の貨物ホームから沼津港に向かっていた旧・国鉄の貨物線、通称「蛇松線」の跡です。
蛇松緑道(沼津市市道町)(2012年1月29日)

この鉄道は1888(明治21)年に、東海道線の建設資材を陸揚げするために作られました。
東海道線の国府津~静岡間(御殿場経由)が開業したのは1889(明治22)年2月1日ですから、蛇松線は「静岡県最初の国有鉄道」であったわけです。

1899(明治32)年6月15日付で正式な営業路線(書類上は「東海道本線(貨物支線)」の扱い)となりましたが、貨物のみで、旅客列車は廃止まで運行されませんでした。
終点の駅名は「蛇松」。現在の港大橋付近にありました。駅の近く、狩野川の河口には蛇のように、くねった松の木があったそうです。

取り扱った貨物は主に魚介類や木材、漁船の燃料だったそうです。
1947(昭和22)年3月1日付で、沼津港の内港に駅が移転し、同時に駅名も蛇松から「沼津港」駅に改称されましたが、旧駅の構内もそのまま使われました。

鉄道貨物の衰退により、1974(昭和49)年9月1日付で廃止されましたが、廃止前日、DE11形ディーゼル機関車に牽引された「さよなら列車」が運行されました。
当時の『鉄道ピクトリアル』誌に掲載された写真では、この「さよなら列車」には客車が連結されており(清水港線からの借り物か?)、「最初で最後の客車運行」だったようです。ただし、招待客だけが乗れたものと思われます。

※沼津市公式サイト、「蛇松線」関連の記事
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/takara/kobetu/rekishi/014_jyamatusen.htm
(蛇松線)
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/sumai/park/kouen/kobetu/jyamatu.htm
(蛇松緑道)
港の方に行くと、レールが残っている場所もあるそうで、今日は立ち寄っている時間がなかったのが残念でした。

ところで、過日NHKの『ラジオ深夜便』に、沼津市でデイサービスの仕事をしているという女性が出演しており、聞いていたら「認知症のお年寄りが、突然、若い頃のことを思い出し、”蛇松線の思い出”を語り始めた」と話していました。
ご当地の方にとっては「蛇松線」など説明不要なんでしょうけど、インタビュアー(この番組のディレクター)がダメな奴で、「ああ、そうですか」でおしまい。
┐('~`;)┌
いくらリスナーの少ない早朝4時の番組といってもNHKの全国放送ですから、
そこで「何ですか、その”蛇松線”というのは。鉄道ですか?」と突っ込まなかったら、鉄道史に関心のある人以外には絶対にわからないだろう・・・と呆れましたね。

突っ込んで、「港へ行く貨物列車が走っていた鉄道で、今は廃止されちゃったんですけどね」ぐらいの答えが返ってくれば、リスナーに最低限の意味は通じたはずなんですが。
やる気がないのか、インタビューが下手なのか。。。。

さて、蛇松緑道を過ぎ、「西高入口」の交差点を通過した右側、慈光院というお寺の裏(市道[いちみち]町16番地)に名称不明の児童公園があり、ここに公衆トイレがあります。
この先、公衆トイレはほとんどありませんから、要チェックです。

ちなみに沼津市のマンホールの蓋は、駿河湾越しに望む富士山と愛鷹(あしたか)山。そして市の木「松」、市の花「はまゆう」です。
沼津市マンホールの蓋(2012年1月29日)

この先、西間門(にしまかど)の交差点を右に。左へ行くと千本街道(県道富士清水線[380号線])です。
(注:この道路名称の「清水」とは「静岡市清水区」ではなく、「駿東郡清水町」のこと。)
旧東海道と千本街道の分岐点(沼津市西間門)(2012年1月29日)

【沼津市西間門付近の地図】
※マウスをグリグリして、拡大、縮小してご覧ください。
※うまく表示されない場合は、ブラウザを「最新の情報に更新」してください。


ところが・・・。
この県道東柏原沼津線の西間門~原宿間(約5Km)が、「旧東海道全体でも、最も単調な道」という人もいるくらい退屈なんだなぁ。。。。
┐(´~`)┌
まっすぐな一本道で、興味を引くような建物もなし、お店もなし(トイレ要注意!)。
おまけに道が狭く、そのわりに車が多いんですよ。
あまりに単調なので、西間門の「山神社」前で富士急シティバスを撮ったほかは、私もほとんど写真を撮っていません。
富士急シティバス(旧東海道・沼津市西間門「山神社」前)(2012年1月29日)

ちなみに昼食は、西間門交差点近くの持ち帰り弁当店「ホットモット」でお弁当を買い、「老人憩いの家」前の広場で食べました。
(空容器は持ち帰りました。)

富士山は、ずっと右側に見えています。しかし、こちらは「時速4キロ」ですから、山の姿が変わるわけではなく、さすがに飽きました。
富士山(沼津市西間門)(2012年1月29日)

さまざまな方々が東海道五十三次を歩いた記録をwebや本で発表されていますが、「千本松原を歩いて、気持ちよかった」などと書いている頭の良い方もおられます。
私は一応「旧東海道を徹底追究する」という趣旨でスタートしたので、単調さを我慢して歩きましたが、もし「二回目」があるなら次回は海岸沿いの千本松原を歩きたいですね。
もっとも、もう一回、旧東海道を歩く機会があるかどうか、わかりませんけど(笑)。
(注:その後、静岡市の草薙付近で、単調な旧東海道を捨てて、静岡鉄道の線路沿いを歩いたのを皮切りに、「多少、旧道から外れても可」といたしました。)

片浜駅の近くを通過。
東海道本線片浜駅(静岡県沼津市大塚)(2012年1月29日)

その向かいに「西友楽市」があり、何も買いたい物はありませんでしたが、トイレを拝借(苦笑)。

さらに1Km行くと東海道線の「原踏切」があり、久しぶりに鉄道ちゃんと出会って、多少は単調さが解消されました。
旧東海道・東海道本線「原踏切」(片浜~原間)(2012年1月29日)

ここからまたさらに1.5Km、我慢して歩き、原宿に到着。
沼津宿から5.9Km、坂道が全くないので、休憩時間を除けば1時間30分~2時間の距離ですが、いやはや、退屈な道中でした。
私は沼津の中央公園を12時15分に出発し、途中で食事をして、15時05分に原宿本陣跡(日本生命の前)に到着しました。
(;゚∀゚)=3
旧東海道・原宿(静岡県沼津市原)(2012年1月29日)

原宿は1838(天保3)年の大火で、25軒あった旅籠のうち、9軒が焼けてそのまま再建されず、以後はあまりパッとしなかったようです。
焼けなかった建物も、今では残っておらず、本陣跡もそれを示す看板だけです。
昔のままなのは「道の狭さ」だけ(笑)。
JRの原駅は、昔の旅籠を模したイメージの駅舎ですが。。。。
東海道本線原駅(静岡県沼津市原)(2012年1月29日)

ここは1968(昭和43)年まで駿東郡原町でしたが、同年4月1日付で沼津市と合併しました。

【原駅(沼津市原)付近の地図】
※マウスをグリグリして、拡大、縮小してご覧ください。
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この先も、道は単調です。
「東原新田」バス停に、富士急静岡バスのCNG(天然ガス)バス「Evergreen Shuttle」がやって来たので撮影し、ついでにその前のローソンでコーヒーを買って一服。
(*'-'*)
富士急シティバス・CNG車「エバーグリーンシャトル」(旧東海道・沼津市原)(2012年1月29日)

少しでも単調さを解消しようと、イヤホンでラジオを聞きながら歩いていましたが、NHKラジオ第一は、あんまり面白くない演芸番組(山田邦子さん司会)。
SBS(静岡放送)は、通常は音楽番組らしいんですが、この日は県政に関する討論会か何かの特番。県民でもない人間が聞いてもしょうがない。。。。
FMのK-mixは、沼津の街中を歩いていたときは受信できたんですが、海沿いに来たら入らなくなりました。
もっとも、週末のK-mixはFM東京の制作番組が多いようで、沼津市内で聞いた番組も、メールや郵便の宛て先は「FM東京」だと言ってましたが。

ダイヤルをいじっていたら三島市・函南町のコミュニティFM局「VOICE CUE」(ボイス・キュー。正式な局名は「FMみしま・かんなみ」)が受信でき、
ちょうど「三島市広報」の時間でしたが、前日に歩いた三島市市山新田(いちのやましんでん)の市立坂保育園(題目坂の手前にある)が「4月の入園児を募集する」と聞き、「あ、あの保育園かぁ!」と思いました。
ただし、コミュニティFM局のことですから、最小限の社員しか出勤していないであろう日曜の午後など、自社制作番組はほとんどなく、市広報以外は「ミュージックバード」(CSの音楽チャンネル)から放送権を買った番組ばかり。
それでも面白ければいいんですが、これが、つまんねぇんだな。。。。
┐('~`;)┌
だいぶ前に一世を風靡した音楽家とか、あんまり芸のない男性お笑いタレントのトークばかりで辟易しましたが、これは「VOICE CUE」の責任ではなく、「ミュージックバード」の人選が間違っているのです。。。。

「一本松」バス停のあたりだったか、お豆腐屋さんに「井戸水の自動販売機」(10リットル100円)を発見。
水の自動販売機(旧東海道・沼津市原)(2012年1月29日)1

きれいな井戸水が出てくるんだって!>(*'。'*)つЦジャーッ
水の自動販売機(旧東海道・沼津市原)(2012年1月29日)2

踏切の警報機の音がするので、旧街道から外れ、ちょっと東海道線の線路を見に行ってみました。
この先、静岡県の旅路では、何度も何度も繰り返し乗ることになる211系電車が通過。
新・沼津貨物駅建設予定地(沼津市植田)(2012年1月29日)1

この場所は、「新・沼津貨物駅」(仮称)の建設予定地です。
沼津駅は高架化の計画があり、それに伴って沼津運輸区の車両留置線と貨物ホームが移転することになっており、
留置線は沼津~片浜間、貨物ホームは、ここ原~東田子の浦間が移転予定地です。

この事業は、沼津駅を中心に東海道本線の4.1Km、御殿場線の1.6Km(沼津市大岡[大岡団地]から植田[桃里]付近にかけて)を高架化し、13箇所の踏切を廃止して、
さらに、現在は幅が狭く、渋滞の元凶になっているガードも拡幅して道路交通を円滑化しよう・・・というものです。
計画自体は古く、1980年代からありましたが、具体的に都市計画として決定したのは2003(平成15)年です。総事業費は787億円です。

詳しくは、こちらを。
(静岡県公式サイト「沼津土木事務所 沼津駅付近鉄道高架化事業」) 
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-830/kouka/

(沼津市公式サイト「沼津駅周辺総合整備事業」) 
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/keikaku/station/index.htm

新・沼津貨物駅建設予定地(沼津市植田)(2012年1月29日)2

しかし、住民は貨物駅がここに作られることに反対しており、用地買収は計画の7割程度までしか進んでいません。
この話は非常に複雑ですので、それぞれの主張を下記にまとめました。
(静岡新聞、SBS静岡放送、中日新聞などの報道を参考にいたしました。)
※興味のない方は、どうぞ、飛ばしてください。

●住民側の主張
・夜間も入換作業があり、コンテナを積んだトラックが狭い道を出入りしてうるさい。
・全長2.1Kmに及ぶ貨物駅で、町が南北に分断される。

●県の主張
・用地の強制買収をしてまで作っても、10年~20年で活用されなくなるかもしれない貨物駅建設には反対する。
・現在、沼津駅に発着する貨物列車は下り3本、上り2本しかないのに、果たして広大な貨物駅が必要か?

●市の主張
・「用地取得」は市が行なうが、具体的には県の土地収用委員会の仕事であるから、市は関与しない。

●JR貨物の主張
・何も好んで沼津駅から出ていきたいわけではなく、「原地区に移転してはどうか」という案は、30年近くも前、1985(昭和60)年に旧・国鉄が県から提示されたものである。

2014年4月現在、表面上は何も進展していないように見えますが、下記のような動きがありました。

●「吉原・新貨物駅」案
あまりに話が進展しないため、県は最近になって「吉原駅前の旧・日本製紙工場跡地への貨物駅移転」という代案を提示した。
しかし、地元の富士市やJR貨物、当の日本製紙とも、この代案は「寝耳に水」で、話は進んでいない。

●「健康・文化タウン」
「長寿県」を標榜する静岡県は、医療機関や、その研究機関の設置・誘致に積極的だが、県東部に医科大学などはなく、県としては「三島・沼津地域にも」という考えがあるらしい。
それを受けて、原地区では「健康・文化タウン」案をPI方式による検討(後述)の中で提案した。
これは、貨物駅を建設せず、そのために確保された用地に
・スポーツ施設の建設
・医療・研究機関の建設(医療系大学の誘致)
・富士山の眺望を生かした観光施設、道の駅などの建設
を行なう・・・というもの。
また、同時に「通常は展望台、津波の際には避難通路となる跨線橋を東海道線上に建設する」案も提示された。

ただ、原~東田子の浦間は4.6Kmもあり、「健康・文化タウン」利用者のために新駅(旅客駅)設置は必須で、
「貨物駅には反対だが、旅客駅の新設は大歓迎」ということなのかもしれない。
2014年4月現在、現地には「健康・文化タウン推進」の看板が見られる。

●PIプロジェクトの終了
住民参加型の合意形成作業(パブリックインボルブメント(PI)方式)で、2013年12月21日に次のような4案が提示され、方向性が絞られた。
(1)沼津駅は、高架化して貨物駅を原地区に移す(原案どおり)。
(2)高架化するが、貨物駅の廃止などを検討(貨物駅の移転はせず、貨物業務は他の駅[富士駅など]へ移管)。
(3)高架化せず橋上駅にして、南北通路を整備(国道・県道のガードを拡幅して、渋滞を解消する)。
(4)高架化せず橋上駅にして、自由通路のみに限定(清水駅、小田原駅などと同じ。歩行者のみ通行可能な自由通路を南北間に設置)。

川勝平太・県知事は、2014年7月末までに判断する考えを表明し、PI方式による検討は終了した。
(注:この記事のラスト、8月28日付【追記】もご参照ください。)

●貨物駅の上空利用案
2014年2月12日、JR貨物の田村修二社長は、県から提案されている貨物駅の「上空利用」について、
「震災を考えて上空使用が立案された場合、貨物駅の機能が阻害されない前提で協力するのは全然問題ない」と述べた。
しかし、貨物駅自体の事業の進捗については、「動向を見守るしかない。なんとか早くまとまってほしい」と述べるにとどまっている。

●事業期間の6年間延長
2014年2月18日、国交省は、事業期間を6年間延長し、2019年度末とする静岡県および沼津市の申請を許可した。

実に難しい話ですね。。。。
( ・_・)
この問題は今後も注視することにして、さらに歩くこと約2Km、東海道線を踏切で渡ります。
この313系3100番代車「V14」編成の回送は何だろう? 御殿場線の車両を静岡車両区に戻すのか。それとも、身延線へ送り込むのか?
(・.・)?
静シス313系3100番代「V14」編成(原~東田子の浦間)(2012年1月29日)

踏切から少し行くと、沼津市と富士市の境界。
黄瀬川からここまで、今日は半日たっぷり沼津市とのお付き合いでした。
列車なら十数分で通り抜けてしまう沼津市が、これほど東西に長く広がっているのには驚きました。
富士市のカントリーサイン(沼津市植田・富士市沼田新田)(2012年1月29日)

すぐ先の「東柏原」交差点で、県道富士清水線(380号線)に合流。
旧東海道・柏原「間の宿」(富士市東柏原新田)(2012年1月29日)

前日の「箱根越え」の疲れが取れておらず、「東田子の浦駅でやめようかなぁ」と思っていたら、
ラジオで流れていた、女優の剛力彩芽嬢(まだ当時は「CM女王」ではなかった)のインタビューが突然打ち切られ、「関東地方で強い地震がありました」と。
旧東海道・柏原(東田子の浦駅入口)(富士市中柏原新田)(2012年1月29日)

「強い地震」となれば、列車の運行も乱れるかもしれないなぁ・・・という「言い訳」をして、17時ちょうど、東田子の浦駅で今回はお開きとしました。
なお、沼津城跡から東田子の浦駅までは12.1Km、原宿から東田子の浦駅までは6.2Kmでした。
東海道本線東田子の浦駅(静岡県富士市中柏原新田)(2012年1月29日)

ちなみに、三島広小路駅前から東田子の浦駅までは17.9Kmです。
皆様がお書きになっている旧東海道の徒歩旅行記を読むと、「一日15Kmを超えると辛い」と書いている方が多いですね。
東田子の浦駅周辺の「柏原」は、その昔も「間の宿」(あいのしゅく)でしたし、「今日は、この辺でやめておくか」という旅人は、昔もいたんでしょう・・・と言い訳しておきます(笑)。
(​ノω`​)プ​プフ​゚
地震による列車の遅れは・・・結局、10分程度でした(苦笑)。。。。
===========================
その後、3週間ほどブランクがあり、2012年2月22日の朝8時45分、東田子の浦駅前から再開しました。
(*'-'*)
富士市のマンホールの蓋は、消火栓が「かぐや姫」。妙にお目目がパッチリしてます(笑)。
富士市マンホールの蓋(消火栓・かぐや姫)(2012年2月22日)

汚水は「富士山」です。
富士市マンホールの蓋(汚水・富士山)(2012年2月22日)

このあたりの道に、旧街道らしい風情は特にありませんが、
旧東海道・柏原「間の宿」(富士市西柏原新田)(2012年2月22日)

富士山をバックに、沼川放水路を渡る211系の普通列車を撮ってみました。
東海道本線沼川放水路橋梁・211系電車(富士市田中)(2012年1月29日)

昔、同じアングルで151系「こだま」形の特急列車を撮影した写真を見たことがあり、それを真似たんですが、50年前に比べて松の木がちょっと育ちすぎたようですね。

「桧」(ひのき)交差点で横断歩道を渡り、左の「毘沙門天・富士マリンプール」方面へ進みます。
(「←旧東海道 見よう歩こう富士市の東海道」の標識あり。)
旧東海道・桧交差点(富士市桧)(2012年2月22日)

【富士市桧付近の地図】
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ここが、その毘沙門天。正式には「毘沙門天妙法寺」。お寺なんですが、入口に鳥居があるんです。
旧東海道・毘沙門天妙法寺(富士市今井2丁目)(2012年2月22日)

2月の大祭は「だるま市」として知られ、賑わいます。岳南電車には臨時列車も走ります。
JRも、以前は「毘沙門天大祭号」という臨時列車(といってもヘッドマークなどはなく、単に113系の間合い運用)を富士~沼津間に運行してましたが、最近、やらないね。。。。
( ・_・)
それはともかく、私が通りかかったとき、ネズミを追いかけていた猫が一匹、道路に飛び出して車に接触!!!!
ヾ(゚o゚*)ノアレアレー
目撃者(私を含め3人)も、運転していたおばさんも悲鳴を上げてしまいました。

ところが・・・骨が折れるような嫌な音がしたものの、猫は「ああ、痛てぇ・・・」って感じで、ノロノロと民家の庭先に消えていきました。。。。
(*゚∀゚)=3
毘沙門さまの
「おい、猫。今回だけは助けてやるから、ほどほどにしとけ。おい、人間。お前たちも気をつけろよ」
という声が聞こえたような気がしました。。。。
(*'-'*)
ところで、このあたりは「元吉原」といい、吉原宿は、最初はこの付近にありました。
しかし、津波や高波に襲われる被害が何度もあり、少しずつ内陸部へ移転し、最終的には現在の吉原本町が「吉原宿」になりました。

吉原駅構内で、東海道線を踏切で横断し、
旧東海道と東海道本線の踏切・(富士市鈴川東町)(2012年2月22日)

河合橋で沼川を渡ります。
ここでは、富士山が「右側」に見えていることをお忘れなく。
旧東海道・河合橋(富士市鈴川本町)(2012年2月22日)

道は、くねくね曲がりながら西北に向かい、国道139号線を横断。
旧東海道(富士市依田橋)(2012年2月22日)

新幹線の下を潜ります。
旧東海道と新幹線の交点(富士市依田橋町)(2012年2月22日)

その下で、二つに分かれた道の右側が旧東海道。

ジヤトコの工場横(富士市依田橋町)まで来ると・・・
いつのまにか、富士山が左側に見えています。
ヽ(゜∀゜ )ノ
旧東海道・名勝「左富士」(富士市依田橋町)(2012年2月22日)1

これが、名勝「左富士」。
旧東海道・名勝「左富士」(富士市依田橋町)(2012年2月22日)2

【富士市依田橋町付近の地図】
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その先、吉原1丁目に「よく当たる宝くじ売り場」として著名な「市河たばこ店」があります。
「たばこ店」とはいうものの、たばこを売るコーナーなど申し訳程度で、お店のほとんどが宝くじの販売窓口。日本中から買いに来るんでしょうね。
旧東海道・「市河たばこ店」(富士市吉原1丁目)(2012年2月22日)

この時点では看板が「億万長者21人目」となっていますが、2014年4月末現在、24人まで達しているそうです。
( ゜。゜)ウヒョー
宝くじは、私がやる「唯一のギャンブル」(笑)ですが、何年か前に「スクラッチ」で500円当てて以来、ちっとも当たりません。。。。
(​ノω`​)プ​プフ​゚
岳南鉄道(現:岳南電車)の吉原本町駅を過ぎ、
岳南鉄道吉原本町駅(富士市吉原1丁目)(2012年2月22日)

吉原本町の商店街が、昔の吉原宿です。この日は(2012年)2月22日でしたが、翌2月23日は「富士山の日」でした。
旧東海道・吉原宿(富士市吉原2丁目)(2012年2月22日)

この通りの左側に、当地で育った故・いかりや長介さんを偲ぶ「長さん小路」という一角があります。
旧東海道・吉原宿「長さん小路」(富士市吉原2丁目)(2012年2月22日)1

旧東海道・吉原宿「長さん小路」(富士市吉原2丁目)(2012年2月22日)2

原宿から吉原宿の間は11.7Km、東田子の浦駅からは5.5Kmでした。

この町には「づけナポリタン」という「ご当地グルメ」があるんですが、通り過ぎたのが11時前で、まだ5キロちょっとしか歩いていないので、たいしてお腹も空いておらず、食べませんでした。
結局、この日の昼食に何を食べたか記憶になかったんですが、メモを見たら富士市役所を過ぎた青島町のとんかつ屋さんに入ったようです。
(「満腹定食ランチ1134円」とメモにある[笑])。

(「吉原宿→蒲原宿」に続く。)
===========================
※沼津宿→原宿→吉原宿間のトイレ情報
非常に少ないです。

・中央公園(沼津城跡:沼津市大手町4丁目)

・沼津市市道町(いちみちちょう)16番地の児童公園(公園の正式名称不明)
(蛇松緑道を過ぎてすぐ右側、ちょっと引っ込んだところ)

・(非公式)「西友楽市」の中
(沼津市大塚、片浜駅前)

この区間の沿道にはコンビニなどのお店も少ないので、要注意です
===========================
【追記】(2014-08-28)
■川勝静岡知事、沼津駅高架化推進の意向
(2014-07-25 「日本経済新聞」)
※以下、引用
静岡県の川勝平太知事は25日の定例会見で、JR沼津駅付近の鉄道高架化計画について「(沼津駅を挟んだ)南北の自由往来は市民のためにしなければならない。そのためには高架が一番効果的な方法だ」と述べ、高架化計画を推進する意向を明らかにした。ただ、高架には近くにある貨物駅の移転が必要で、近く日本貨物鉄道(JR貨物)と移転問題を協議するという。

 高架化計画では、貨物駅を沼津市の原地区に移転する予定だが、移転予定地の地権者の一部が反対し、事業がストップしている状態。予定通り原地区に移転するとなると、知事が地権者らを説得できるかが焦点となる。

 沼津駅周辺は南口側に繁華街があるが、駅構内を通って南北を行き来できず、周辺の一般道まで迂回する必要がある。川勝知事は記者会見で「南北を自由に往来できないのは不便。沼津市は(転出による)社会流出が厳しいが、自由往来ができないことも響いている」と指摘した。

 川勝知事は8月にもJR貨物の石田忠正会長と会い、移転問題を協議する方針。知事は「貨物の輸送量をみると、(沼津市に)貨物駅が必要ということに十分納得しているわけではない」と述べた。近隣の貨物駅への統合などが念頭にあるとみられる。

 今月20日には総合コンベンション施設「プラサヴェルデ」が沼津駅北口に開業。沼津市の経済界は北口側から南口の繁華街に人を呼び込める高架化を求めてきた。川勝知事はプラサヴェルデ開業の記念式典後に高架化計画について「判断材料は出て、決断した」と述べていた。
(引用終わり)
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東海道五十三次を歩こ~♪ 三島宿→沼津宿

(取材日:2012年1月29日[日曜])
静岡県三島市の「三島グリーンホテル」を朝8時には出発しようと思ったんですが、
やはり前日の「箱根越え」は「大事業」で、体がだるく、ぐずぐずしてしまって出発は9時過ぎになりました。
(*゚∀゚)=3
9時25分、伊豆箱根鉄道の三島広小路駅前から、旧東海道、現在の県道沼津三島線(145号線。地元では「旧道」と呼ばれ、路線バスにも「旧道経由」の表示がある)を歩き始めます。
伊豆箱根鉄道駿豆線・三島広小路駅(2012年1月29日)1

伊豆箱根鉄道駿豆線・三島広小路駅(2012年1月29日)2

【三島市広小路町付近の地図】
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旧東海道・三島市西本町(2012年1月29日)

すぐ、三島市から駿東郡清水町に入ります。
旧東海道・三島市加屋町と駿東郡清水町伏見の境界(2012年1月29日)

「千貫樋」(せんがんどい)の交差点を通過。
旧東海道・千貫樋交差点(静岡県駿東郡清水町伏見)(2012年1月29日)

「千貫樋」とは、三島駅に近い楽寿園(小松宮彰仁親王の別邸だったが、1952[昭和27]年以降は市立公園として一般公開)内にある小浜池の水を、現在の清水町にかんがい用水として引くために架設された「樋」・・・というか、「水道」です。
建設年代については諸説ありますが、天文24(1555)年に建設されたという説が一般的です。
これは当然、木製でしたが、1923(大正12)年の関東大震災で崩壊し、現在の千貫樋はコンクリート製です。
「千貫」とは昔の通貨単位で、「そのくらいの費用がかかった」(注)という説、「千貫の価値がある技術である」として名付けられたという説など、いろいろあります。
(注)千貫が、今の金額だといくらぐらいに相当するのかは、調べてみたんですが諸説あって、はっきりしません。慣例では1貫=銭1000枚(1000文)とされ、貨幣の穴に紐を通して1000枚に束ねました。

もっとも、昔は道路から千貫樋が見えていたそうですが、今は家並みが建て込んでよく見えません。
このときはわざわざ見に行ったりはしませんでしたが、この原稿を書くために、静岡県の公式サイトにある「東部地域施設概要 千貫樋」を見てみると、これは、なんだか面白そうな構造物ですね。
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-620/rekishiteki/toubu/page/page11.html
私は橋が好きで、この手の構造物にも興味があり、「ちょっと回り道をしてでも見に行くんだった」と思いました。次回、このあたりを訪れた際のお楽しみです。

「こうじ(麹)製造所」の看板が出ている古い家。いい雰囲気です。
(*'-'*)
旧東海道・静岡県駿東郡清水町伏見付近(2012年1月29日)

その家の前に常夜灯が。
旧東海道・静岡県駿東郡清水町伏見付近・常夜灯(2012年1月29日)

1846(弘化3)年に建てられたものだそうですが、本来は十字路(上の写真の信号機付近)にあったといいます。
昭和の耕地整理で全く別の場所に移されていましたが、「東海道400年」を機に2001(平成13)年7月、あらためて現在地に移されたとのこと。
基部に「中内村」とありますが、1889(明治22)年に18ヶ村が合併して駿東郡清水村が発足した際の村に「中内村」の名はなく、この名は幕末~明治初期には消滅していたようです。

その先に「三島清水郵便局」があります。
この局名が、ちょっと気になる。
ここは、三島市ではありません。駿東郡清水町です。
(・.・)?
旧東海道・三島清水郵便局(静岡県駿東郡清水町伏見)(2012年1月29日)

同じ県内の清水市(現:静岡市清水区)と区別する必要があるのはわかりますが、三島市ではないのに「三島清水」とした理由はわかりません。
清水町内にある郵便局は長沢局、三島清水局、沼津卸団地簡易局、三島徳倉橋局の4箇所で、徳倉橋局も「三島」を冠していますが、「清水町郵便局」というものは存在しません。
卸団地にある簡易郵便局に至っては「沼津」を冠しており、これもお隣の市名じゃないですか。。。。

【静岡県駿東郡清水町の地図】
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旧・郵政省では、清水町が将来、三島市と合併すると見越していたのか?
そういえば、清水町内の集配業務を担当するのは三島郵便局(郵便番号:411-****)だし・・・と考えましたが、
調べてみたら、清水町と三島市の単独合併が検討されたことはなく、戦後、沼津市との合併、あるいは複数の市町の合併話が何回かあったものの、成立しませんでした。
静岡県駿東郡清水町カントリーサイン(2014年1月29日)

一回目は1962~63(昭和37~38)年ごろ、当時あった東駿河湾石油コンビナート計画を円滑に進めるため、県が主導したもので、沼津市・三島市・清水町の二市一町が合併する案でしたが、主に三島市の猛反対で不成立。

二回目は、1966~67(昭和41~42)年です。
沼津駅北口にあった市場や問屋さんが清水町に移転して、1969(昭和44)年にオープンした「沼津卸団地」(協同組合沼津卸商社センター)は、沼津市との合併を前提に「沼津」の市名を冠しています。
(卸団地の構内、「組合会館」内にある簡易郵便局が「”沼津”卸団地簡易局」である理由も同じ。)

三回目は1996(平成8)年以降のことで、沼津市と清水町の合併により「中核市」認定を目指したものの、2003(平成15)年に当時の清水町長が合併協議会の確認事項を否定し、翌年、合併協議会は解散。
これには沼津市側が怒って、2006年3月限りで清水町から委託されていたゴミ処理業務を拒否する・・・という出来事がありました。
(やむなく、清水町では2006年4月以降、函南町に委託。)
結局、2007年に新しい町長が選出され、新町長が公式に沼津市へ謝罪し、ゴミ処理業務の委託は再開されたものの、合併協議は再開されていません。

この三回目の過程で、沼津市・三島市・清水町・長泉町・函南町の二市三町合併案も出たようですが、これも成立していません。
静岡県沼津市カントリーサイン(2014年1月29日)

清水町は、東海道本線が町域内を通過しているものの、駅がないので知名度は低いんですが、
・新幹線停車駅(三島駅)や、東名高速の沼津IC・新東名高速の長泉沼津ICを控えて、交通の便が良い。
・雪もほとんど降らない。
・その名のとおり、水質が良い。
といった利点があり、工場や物流センターの立地が多く、税収があるんですよ。県東部で近年、人口が増加しているのも清水町と、隣接する長泉町だけですし。
ゆえに、他の市や町と合併したくないのだろう・・・と推察されますね。
これは、近隣の市や町も同じ考えだと思います。このあたりは裕福な自治体が多く、税収を手放したくないから、政府が鐘や太鼓で構造改革を推進しようが何しようが、「合併お断り」というのが本音でしょうね。

もしかすると、もう合併はせず、人口が5万人を超えた時点で、岩手県滝沢市(2014年1月1日、岩手県岩手郡滝沢村から市制施行。盛岡市との合併話を断った)のように「単独で市制施行」となるかもしれません。

話が複雑になって恐縮ですが、このように通り過ぎる市町村の「今」に思いをめぐらすのも、ゆっくり物を考える時間がある「歩く旅」ならではのことです。
(*'-'*)
清水町に駅がないのは不思議ですが、昔は三島広小路~沼津駅前間の旧東海道を、伊豆箱根鉄道の路面電車(1963[昭和38]年2月5日廃止)が走っており、廃止時点では12分間隔の運転だったそうですから、国鉄の駅がなくても不便はなかったのでしょう。

さて、旧東海道からは外れるんですが、知人から「清水町へ行ったら、柿田川公園に立ち寄るように」との強いお勧めがあり、国道1号線を渡って、行ってみました。
(その方は、「僕はあそこが好きで、3回行ったよ」と言っていました。)
ここは「泉頭(いずみがしら)城」という、戦国時代の城跡です。
柿田川公園(静岡県駿東郡清水町柿田)(2012年1月29日)1

柿田川といえば、岐阜県の長良川、高知県の四万十川と並ぶ「日本三大清流」として知られ、1985(昭和60)年、柿田川湧水群が静岡県では唯一、旧・環境庁の選定した「名水百選」に入選し、知名度が上がりました。
(その後、2008[平成20]年に環境省が「平成の名水百選」を選定し、静岡県では安倍川[静岡市]、阿多古川[浜松市]、源兵衛川[三島市]、湧玉池[富士宮市]の4箇所が入選した。)

公園内にある「わき間」からは、一日に100万立方メートルの水が湧いているといわれます。
柿田川公園(静岡県駿東郡清水町柿田)(2012年1月29日)4

この湧水が柿田川となりますが、この川自体は1.2Kmと短く、すぐに狩野川と合流してしまいます。
柿田川公園(静岡県駿東郡清水町柿田)(2012年1月29日)3

柿田川公園(静岡県駿東郡清水町柿田)(2012年1月29日)2

「おいしい水」、もちろん飲んでみました。
P1290015.jpg

旧東海道沿いのお米屋さんで、おにぎりを売っていたので、それと一緒に。
お米も水もおいし~♪(*'-'*)/
P1290020.jpg

確かに「気に入って3回訪れた」という方がいるように、すばらしい環境です。10時ちょうどに到着したんですが、40分ほどのんびりしてしまいました。

ゆっくりしたところで出発。
「八幡」の交差点で国道1号線から旧東海道に戻ります。
(「国立静岡医療センター」の方には行かないように。また、「八幡東」というよく似た名前の交差点があるので、間違えないように注意。)

旧街道沿いの「長沢」バス停前に「旧道広場」というものがあり、公衆トイレがありました。
ここは災害時の住民避難場所ですが、どうも昔の路面電車の車庫跡のようでした。ただし、痕跡は何も残っていませんが。
旧東海道・旧道広場(静岡県駿東郡清水町長沢)(2012年1月29日)

道沿いに松の木が植えてあったりするのが「旧街道っぽい」ところ。
旧東海道・静岡県駿東郡清水町長沢付近(黄瀬川橋東詰)(2012年1月29日)

旧道広場から約700mで黄瀬川を渡ります。
このときは新橋の架設工事中で、車両通行止めになっていましたが、沼津市の公式サイトによれば、2014年3月8日に新橋が開通したとのことです。
旧東海道・黄瀬川橋(静岡県駿東郡清水町長沢・沼津市大岡)(2012年1月29日)1

仮設橋(歩道のみ)の上から北の方角を見れば、昨日下ってきた箱根の山並みが。。。。
旧東海道・黄瀬川橋(静岡県駿東郡清水町長沢・沼津市大岡)(2012年1月29日)2

この川が清水町と沼津市の境界です。川の名前は「黄瀬川」ですが、集落の名は「木瀬川」と書くようでした。
旧東海道・静岡県沼津市大岡付近(黄瀬川橋西詰)(2012年1月29日)

「東下石田」の交差点で、県道富士清水線(380号線。旧・国道1号線)と合流。
旧東海道・沼津市大岡(東下石田交差点)(2012年1月29日)

この道は、路面電車が走っていた往時を知る世代の人たちは今でも「電車通り」と呼ぶようですが、今は電車の痕跡もなく、いささか単調。
旧東海道・沼津市大岡付近(2012年1月29日)

単調さを我慢しつつ歩き、ようやく沼津駅の近くまで来ました。
この歩道橋の下で、細い道を左に折れ、狩野川べりに出るのが旧東海道。「川廓(かわぐるわ)通り」といいます。
旧東海道・沼津市大手町4丁目(2012年1月29日)

旧東海道・川廓通り(沼津市大手町4丁目)(2012年1月29日)1

旧東海道・川廓通り(沼津市大手町4丁目)(2012年1月29日2

沼津城跡、現在の中央公園(公衆トイレあり)には12時05分に到着。
旧東海道・沼津城跡(中央公園)(沼津市大手町4丁目)(2012年1月29日

三島宿~沼津宿間は5.8Kmですから、柿田川公園で40分も休憩したとはいえ、ちょっと時間がかかりすぎましたね。
(*゚ー゚)ゞ
【沼津市大手町の地図】
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休憩時間を除くと、急げば約1時間30分、ゆっくり歩いても約2時間の距離でしょう。
(沼津宿→原宿→吉原宿間に続く)
=========================
※三島宿→沼津宿間のトイレ情報
・柿田川公園(駿東郡清水町)
(旧東海道からは外れる。国道1号線沿い)

・旧道広場(駿東郡清水町)
(「長沢」バス停の前。)

・中央公園(沼津市大手町4丁目)
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臨時特急「あけぼの」、ただいま絶賛運行中!

こんにちは、みっぴょんです。
(*'-'*)
2014年3月15日のダイヤ改正で定期運行を終了した、上野~青森間の寝台特急「あけぼの」が、
この大型連休期間中、臨時列車として運行されています。
●下り(9021列車) 上野発4月25日~5月6日運転
(上野発21:33→青森着12:19)
●上り(9022列車) 青森発4月24日~5月5日運転
(青森発17:11→上野着6:20)

この臨時運行、春季以降は、いったいいつまで実施されるか全く不明で、
「夏の臨時列車」としての運行があるかどうかも、今のところわからないため、
(2014年)4月27日の朝、毎度おなじみ東十条で9022列車を撮ってきました。
EF64 1031[長岡]牽引・臨時特急「あけぼの」9022列車(王子~東十条間)(2014年4月27日) (1)

牽引機はEF64 1031[長岡]でした。

客車は、定期運行時代は寝台車8両+電源車の9両だったんですが、臨時列車に格下げ後はA寝台車(スロネ24 550番代)が連結されなくなり、
「ゴロンとシート」車(普通車指定席)も廃止、B寝台個室「ソロ」(オハネ24 550番代)も1両だけになりました。
寝台車6両+電源車の7両編成になった姿、たった2両減っただけですが、妙に短くなった感じがしましたね。
臨時特急「あけぼの」9022列車(王子~東十条間)(2014年4月27日)

これは「ついで」ですが、上野到着後、尾久車両センターへ入庫する回送列車(回9022列車)も日暮里で撮れました。
EF64 1031[長岡]牽引・臨時特急「あけぼの」回9022列車(日暮里駅)(2014年4月27日)

せっかく早く起きたので、651系「スーパーひたち4号」の入庫回送も撮りましたよ。
水カツ651系・「スーパーひたち4号」回送(日暮里駅)(2014年4月27日)

651系のオリジナル車(交流/直流両用。水カツ[勝田車両センター]所属)は、『鉄道ダイヤ情報』5月号によれば、
現在、K103・K105編成(7連)とK201・205編成(4連)が残っているとのこと。
いつのまにか、「草津」「あかぎ」系列車に充当される1000番代車(直流専用。宮オオ[大宮総合車両センター]所属)の方が多数派になってしまいましたが、
オレンジ色の帯がないオリジナル車の運用は2015年3月ごろまでだそうですから、日の出の時刻も早くなってきたことだし、日暮里なんかじゃなくて、もっと北で撮りたいですね。
(*'-'*)

では~♪(*'​-')​ノ
============================
【おまけ】
東京メトロ千代田線車内で見た広告。
東京メトロ企業広告(千代田線車内)(2014年4月27日)

左側は東京メトロの企業広告で、「総合指令所」の存在と意義をPRするもの。

右側はTBSテレビの新番組、ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』の広告。
原作は、かの記録的な大ヒット作『半沢直樹』と同じ池井戸 潤氏で、「柳の下のドジョウ」狙いなのがミエミエ(笑)。
(2匹目は、いるのか?!)

それはいいんですが・・・
「企業ドラマ的な図柄」っていうのは、
こんなふうに、似たイメージになってしまうものなのか?

と思って撮りました。。。。
o(^▽^)oキャハハハ
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東海道五十三次を歩こ~♪ 箱根宿→三島宿

(取材:2012年1月8日[日曜]・同年1月28日[土曜]【再訪】)

一日で箱根湯本から三島まで歩くのはかなり厳しく、2012年1月8日に歩いた際は、途中で日が暮れてしまい、
未舗装路も多い旧街道だけを歩き続けるのは危険と判断し、バイパス部分も歩きつつ三島の町へ急ぎました。
(ただし、バイパス部分も、歩道があったりなかったりしてあいまいなので、安全とは言い切れない。夜間歩行はしないのが無難です。)

2012年1月28日の昼間、静岡県に入った「芦の湖カントリー入口」バス停から三島まで歩き直しました。
従って、当記事の写真は両日のものが混在しており、また「どこそこ地点に何時何分到着」といった記述は省略します。ご了承ください。
===========================
箱根町バスターミナルからはしばらく、国道1号線を行きます。
しかし、まだ「沼津24Km 三島19Km」とは。。。。
(;゚∀゚)=3
「沼津24Km 三島19Km」の標識(神奈川県箱根町箱根)(2012年1月8日)

【神奈川県箱根町・箱根関所南付近の地図】
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元箱根港~箱根町~三島駅間の路線バスを運行しているのは、沼津登山東海バスです。
沼津登山東海バス(神奈川県箱根町箱根・国道1号線)(2012年1月8日)

「沼津登山東海」とは、なんだか意味がわからない社名ですが、まず箱根登山バスの静岡県内路線が「沼津箱根登山自動車」という別会社になり、
これが「沼津東海バス」(東海自動車の三島・沼津エリアを分社化したもの)と合併したため、このような社名になりました。
なお、この会社の路線はPASMO、SuicaなどのICカードが一切使えませんので、ご注意ください(2014年4月現在)。

この路線バス、ン十年前に歩いたときはかなりの本数が走っており、歩いていると何度もバスに追い抜かれた記憶があるんですが、
今は本数が大幅に削減されており、途中でリタイアした場合「バスで三島へ抜けよう」という手段に使えるかどうか。
事前に時刻をお調べになったほうがいいと思います。
(旅行シーズンには増発されるんですが、これが「特急便」と称し、途中の小さな停留所は通過してしまうので。)

この日、国道1号線は大渋滞。歩いていると、ドライバーに何度も「これ、どこから続いているんですか?」とか、「この先で事故でもあったんですか?」などと訊ねられましたが、そんなこと、わかるはずもない。
おそらく、この渋滞の先頭は、東名の東京料金所じゃないかと思いますね。。。。
┐('~`;)┌
「御堂前」バス停の先を左に入る細い道があり、それが旧東海道です。
ただし、「道の駅箱根峠」に立ち寄りたい場合は、旧道に入らずそのまま国道を進んでください。
私は、ン十年前に歩いたときには旧道を通りましたが、今回は間違えて国道を進んでしまいました。
(そもそも、昔は「道の駅」などありませんでしたが。)

振り向けば芦ノ湖の絶景。
向こうに見えている方(北側)を「湖尻」と呼びます。
私が立って撮影している方が「頭」ということになっており(ただし「湖頭」という呼び方はしませんが)、
やはり、昔の首都だった京都に近い方を「頭」と考えていたんだなぁ・・・と思います。
(新潟県の「上越」「中越」「下越」地方の呼称も同じ。北国街道の京都に近い方、糸魚川や直江津あたりが「上」、長岡・三条から新潟市にかけてが「中」、それより北が「下」である。)
神奈川県箱根町箱根・国道1号線から見た芦ノ湖(2012年1月8日)

箱根町バスターミナルから1.5Km、約30分上がって「道の駅箱根峠」に到着(公衆トイレがあります)。
国道1号線・道の駅箱根峠(神奈川県箱根町箱根)(2012年1月8日)

2012年1月8日に歩いたときは、湯本で買ったおにぎりと、芦ノ湖畔の「箱根ホテル」で買ったカレーパンだけでは足りず、空腹に耐えかねて山菜そば(500円)を食べた・・・とメモにありますが、味は、格別のことはなかったね。
( ・_・)
道の駅から見た芦ノ湖は、先ほどとは少し違った感じでした。
国道1号線・道の駅箱根峠から見た芦ノ湖(神奈川県箱根町箱根)(2012年1月8日)

道の駅から少し進むと箱根新道の箱根峠ICですが、これが「歩く人もいる」という配慮が何もなく、横断歩道どころか、ガードレールの切れ目もなし。
┐(>_<)┌
国道1号線箱根峠(神奈川県箱根町箱根)(2012年1月8日)

ここが、御堂前から上がってきた旧道の終点ですが、「国指定史跡 箱根旧街道」のご立派な標柱が立っているものの、道標が実にお粗末。。。。
┐('~`;)┌
よく間違えて無駄足を踏む人がいるらしいんですが、「道の駅」から来た場合、絶対にこの旧街道に入ってはいけません
芦ノ湖畔へ戻ってしまいますよ
国道1号線箱根峠・箱根旧街道上り口(神奈川県箱根町箱根)(2012年1月8日)

「←芦ノ湖・関所」「三島→」のような道標があればいいんですが、それがいい加減なんですよね。。。。
要するに、もうここは神奈川県の末端で、数百メートルも行けば静岡県ですから、神奈川県庁の管理が行き届かない・・・というか、手を抜いているんだと思います。
道標といい、横断歩道がないことといい、ここの管理責任者は自分で現地を見たことなどなく、全部下請けに丸投げなんだろうなぁ。。。。
(この種の「人を惑わす道標」は、ずっと先ですが「小夜の中山越え」でも出てきます。)

いよいよ、多摩川から続いた神奈川県とお別れ。静岡県田方郡函南(かんなみ)町に入りました。
「標高846m」は、おそらく旧東海道の最高地点だと思います。
国道1号線箱根峠・神奈川・静岡環境(神奈川県足柄下郡箱根町箱根・静岡県田方郡函南町桑原)(2012年1月8日)

しかし、まだ三島までは17Kmもある。。。。
「静岡77Km 沼津22Km 三島17Km」の標識(静岡県函南町桑原)(2012年1月8日)

【静岡県函南町・箱根峠付近の地図】
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「道の駅箱根峠」から1Km進むと、「箱根エコパーキング」があります。
(公衆トイレあり。)
国道1号線・箱根エコパーキング(静岡県函南町桑原)(2012年1月8日)1

橋台だと思いますが、こんな物を運搬中のトレーラーも。
国道1号線・箱根エコパーキング(静岡県函南町桑原)(2012年1月8日)2

何が「エコ」なのかと思えば、ここで使われる電力は、風力と太陽光で発電している・・・というのが「エコ」らしいよ(笑)。
国道1号線・箱根エコパーキング(静岡県函南町桑原)(2012年1月8日)3

エコパーキングの隣に、「峠の茶屋」という焼肉屋さんがあるんですが、ここを過ぎると「気軽に」食事できる所はしばらくありません。

「芦の湖カントリー入口」バス停から右に入ります。
(電波塔を目標に。)
国道1号線箱根峠・「芦の湖カントリー入口」バス停(静岡県函南町桑原)(2012年1月28日)

国道1号線箱根峠・「芦の湖カントリー入口」バス停から旧街道へ入る(静岡県函南町桑原)(2012年1月28日)

茨ヶ平の旧道に入ります。「三島宿11Km」とあり、国道にあった「三島17Km」の標識とはずいぶん差がありますが、この種のキロ数表示は当てになりません。
つまり「まだまだ遠いよ」ぐらいの意味と理解しておいたほうがよさそうです。
旧東海道箱根峠・茨ヶ平(静岡県函南町桑原)(2012年1月28日)

なお、1月下旬~2月は、当地には雪が降ります。2012年1月28日の再訪時には、残雪がありました。足元にご注意を。

山道を下れば、眼下に三島・沼津の街と駿河湾が。。。。
国道1号線・箱根峠から見た沼津方面の眺望(2012年1月8日)

いったん国道に出て、「接待茶屋」のバス停からまた旧道に入ります。
国道1号線箱根峠・「接待茶屋」バス停(静岡県函南町桑原)(2012年1月28日)

「接待茶屋」とは江戸時代の中期、箱根山金剛院別当が旅人のために、おかゆなどを振舞った施設が始まりで、その後、時代によって江戸の豪商や宗教団体が引き継ぎ、
明治期以降は鈴木家が三代にわたって続けたものの、さすがに歩く旅人もいなくなって1970(昭和45)年に廃業した・・・という茶屋でした。
旧東海道箱根峠「接待茶屋」跡(静岡県函南町桑原)(2012年1月8日)1

ちなみに「箱根山金剛院」というお寺は現存しません。明治の神仏分離以前には、現在の箱根神社が「箱根権現」と呼ばれ、金剛王院東福寺というお寺と一体でしたが、廃仏毀釈によって1868(明治元)年に廃寺となりました。
「別当」とは、ここでは「僧侶と神官を兼ねる人物」の意味です。
旧東海道箱根峠「接待茶屋」跡(静岡県函南町桑原)(2012年1月8日)2

ここで、静岡県内の旧東海道ではお馴染みとなる、県内統一様式の道標が登場。
旧東海道箱根峠「接待茶屋」跡の道標(静岡県函南町桑原)(2012年1月8日)1

この道標に「(三島宿の)宿境まで二里二十一町(=約10.4Km)」とあるのは、先ほどの「三島宿11Km」とあった道標から、ここまで1Km近く歩いたことを考えると「ほぼ正確なのかな?」とも思えます。
旧東海道箱根峠「接待茶屋」跡の道標(静岡県函南町桑原)(2012年1月8日)2

しかし、「宿境」の定義が不明確で、ずっと先ですが丸子(まりこ)宿では、「ここが丸子宿」として立っている場所が、本陣跡から2Kmも手前だったりしました。
よって、この数字も「参考程度」にしかならないことをご記憶ください。おそらく実測ではなく、地図ソフト上をなぞって算出した距離でしょうし。

旧道には石畳が残っています。
旧東海道箱根峠「接待茶屋」跡先の石畳(静岡県函南町桑原)(2012年1月8日)1

豊臣秀吉が小田原攻めのとき、ここに兜を置いて休憩したという伝承のある「甲石」のところに、工事現場などで見かける簡易式のトイレがあり、誰でも利用できます。
旧東海道箱根峠「甲石」付近(静岡県函南町桑原)(2012年1月8日)

石原坂(いしわらざか)を下ると農家が一軒あり、「農場前」バス停でいったん国道に出ます。
「三島市」のカントリーサインを過ぎたら、左へ。
国道1号線箱根峠・「三島市」のカントリーサイン(静岡県三島市山中新田)(2012年1月28日)

歩道を歩いていると、自然に旧道の「小枯木坂」へ続く石段に誘導され、その先は杉木立の道。
旧東海道箱根峠「小枯木坂」付近(静岡県三島市山中新田)(2012年1月28日)

しばらく行くと国道に出ます。歩道橋の横に「史跡 箱根旧街道」の石碑と、「竹屋」といううなぎ屋さん。
このお店は、web上の情報を見るとかなり評判が良く、私が通り過ぎたときは二回とも駐車場が満車でした。しかし、公共交通の便が悪いので、車がなかったら食べに行くのは難しいですね。
旧東海道箱根宿→三島宿間、山中の「箱根旧街道」碑(静岡県三島市山中新田)(2012年1月28日)

山中の集落には、日用品や食料品を売るお店が一軒もありません。昔はあったんでしょうけど、今は車がなかったら生活できないでしょうね。
旧東海道箱根宿→三島宿間、山中集落(静岡県三島市山中新田)(2012年1月8日)

国道を下って、二股に分かれたところで右に。
旧東海道箱根宿→三島宿間、山中城跡へ(右側の道)(静岡県三島市山中新田)(2012年1月8日)

私が最初に歩いたとき、この二股に分かれた旧道から信号機が見え、人が何人も歩いていたので「里は近い」と勘違いし、気を抜いてしまいましたが、
これは山中城跡を車で見に来た人たちが歩いていただけで、三島の町まで、まだ8Kmはあります。
こういうおかしな勘違いをすると、ガクッと気が抜け、怪我の元ですから注意しましょう。。。。
(´-`).。oO
箱根町バスターミナルから6Km、3時間かかって山中城跡(公衆トイレあり)。
私は入りませんでしたが、小さなおそば屋さんがあります(営業は9時~16時らしい)。
旧東海道箱根宿→三島宿間、山中城跡(静岡県三島市山中新田)(2012年1月8日)

【静岡県三島市山中新田付近の地図】
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ここから、またしばらくは杉木立の中を下り、
旧東海道箱根宿→三島宿間、山中城跡から笹原新田への石畳(静岡県三島市山中新田)(2012年1月28日)

芭蕉の「霧 し ぐ れ 富 士 を 見 ぬ 日 ぞ 面 白 き」の句碑がある場所(一応、「富士見平ドライブイン」という食堂もあるが、営業しているのかどうか不明)で国道を横断します。
ここも横断歩道がなく、カーブで見通しが悪いので、車に注意してください。
旧東海道箱根宿→三島宿間、山中城跡から笹原新田へ(芭蕉句碑付近)(静岡県三島市山中新田)(2012年1月28日)

国道を横断すると階段があって、これが旧道なんですが、実にわかりにくい。
┐(>_<)┌
旧東海道箱根宿→三島宿間、山中城跡から笹原新田へ(芭蕉句碑付近の石段)(静岡県三島市笹原新田)(2012年1月28日)

薄暗くなった夕方以降、あるいは夜間には、まずわかりません。私は、一回目に通ったときにはこの階段がどうしてもわからず、あきらめて国道を歩きました。

階段を下りれば、すぐまた国道に合流。
旧東海道箱根宿→三島宿間、山中城跡から笹原新田へ(国道1号線合流点付近)(静岡県三島市笹原新田)(2012年1月28日)

その先で、道が二股に分かれていますので、これを左に。以前は、この二股の中央に「箱根路」というラブホがあったそうで、古い地図には記載されていますが、今は跡形もありません。
旧東海道箱根宿→三島宿間、山中城跡から笹原新田へ(国道1号線分岐点付近・左側へ)(静岡県三島市笹原新田)(2012年1月28日)

左に行けば、石畳の坂を下って笹原新田の集落へ出ます。晴れていれば、坂の上から駿河湾が見えます。
この坂の途中に「笹原一里塚」があったそうですが、今はその跡地に石の標識があるのみ。
旧東海道箱根宿→三島宿間、山中城跡から笹原新田への坂道(静岡県三島市笹原新田)(2012年1月28日)

国道にぶつかったら横断し、「強飯坂」(こわめしざか)を下ります。箱根町バスターミナルから7.7Km、約3時間40分。
旧東海道箱根宿→三島宿間、笹原新田・強飯坂(静岡県三島市笹原新田)(2012年1月28日)1

この名は、坂道があまりに長く急なため、旅人が背負っていた荷物の中の糒(ほしい)が、熱と汗で強飯になってしまった・・・という言い伝えによります。
それは、あくまで「言い伝え」でしょうけど、でも、こんなにスゴイ坂なんですよ。。。。
( ゜。゜)ウヒョー
旧東海道箱根宿→三島宿間、笹原新田・強飯坂(静岡県三島市笹原新田)(2012年1月28日)2

強飯坂を下ると三ツ谷新田の集落です。人家は立ち並んでいるんですが、ここもお店がほとんどありません。
旧東海道箱根宿→三島宿間、三ツ谷新田(静岡県三島市三ツ谷新田)(2012年1月28日)

ン十年前に歩いた際、この「三ツ谷新田」が印象に残っているんですが、当時は国土地理院の2万5000分の1地形図を使っており、目標として「三ツ谷新田の郵便局」を意識していたからだと思います。
現地へ行ってみると、これは農協が郵政省の委託を受けた「簡易郵便局」でした。
今でも農協は「JA三島函南」(坂支店)と名を変えて存在しましたが、郵便局業務の委託は廃止され、ポストだけが残っていました。

しばらく進んで二股を右に行くと題目坂。
旧東海道箱根宿→三島宿間、題目坂(静岡県三島市市山新田)(2012年1月28日)1

この坂は石段でした。
旧東海道箱根宿→三島宿間、題目坂(静岡県三島市市山新田)(2012年1月28日)2

市の山新田の信号を過ぎ、さらに進むと右側に臼転坂(「うすころばしざか」、あるいは「うすころげざか」と読む)。
旧東海道箱根宿→三島宿間、臼転坂(静岡県三島市市山新田)(2012年1月28日)

この坂を下った「塚原上」バス停のところに「一番亭」というラーメン屋さんがありました。
だいたいこの辺まで、箱根町バスターミナルから10.3Km、約4時間40分。

塚原新田の「公民館前」バス停で、元箱根港へ上がってゆくバスと遭遇。
旧東海道箱根宿→三島宿間、塚原公民館前(静岡県三島市塚原新田)(2012年1月28日)

その先、「箱根路」の石碑を過ぎると伊豆縦貫自動車道の三島塚原ICにぶつかります。
このあたりは縦貫道の建設で、昔とは地形も道も、かなり変わっているようです。
ここまで箱根町バスターミナルから11.4Km、約5時間です。
旧東海道箱根宿→三島宿間、「箱根路」の碑(静岡県三島市塚原新田)(2012年1月28日)

【静岡県三島市塚原新田付近の地図】
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ここから先は国道1号線を行きますが、立派な松並木が続いています。
旧東海道・国道1号線富士見ヶ丘・松並木(静岡県三島市三恵台)(2012年1月28日)

錦田の一里塚。「両側一里塚」です。
旧東海道・国道1号線・錦田一里塚(静岡県三島市三恵台)(2012年1月28日)

2012年1月8日は途中で日が暮れてしまい、バスも時刻が合わず、泣き泣き三島駅まで歩きましたが、
もし、ここから三島駅までショートカットしたければ、錦田一里塚で右折して初音台の住宅地を下り、新幹線に沿って進めば三島駅の北口(新幹線口)に出るようでした。
ところが、そのことに気づかず、相当に無駄な時間と体力を浪費してしまいましたね。。。。
ウゥゥ(;_;)
一里塚から下った「五本松」の交差点を右に。ここまで箱根町バスターミナルから12.6Km、約5時間20分かかっています。
旧東海道・国道1号線・「五本松」交差点(静岡県三島市初音台)(2012年1月28日)1

一応、標識はあるんですが、これが小さなもので、わかりにくい。三島東海病院の裏側に入ります。
旧東海道・国道1号線・「五本松」交差点(静岡県三島市初音台)(2012年1月28日)2

国道1号線沿いにある出光のガソリンスタンド隣にローソンがあり、外からもトイレに出入りできて便利なんですが、
そのまま1号線を進んでしまうと、三島宿からも大社からも駅からも遠ざかってしまうので注意してください。

愛宕坂を下ると。。。。
旧東海道・愛宕坂(静岡県三島市初音台)(2012年1月28日)

箱根湯本以来、久しぶりに鉄道ちゃんとの出会い。
東海道本線の、その名も「旧東海道踏切」があります。
ヽ(゜∀゜ )ノ
(踏切の背後に見えているビルは、三島東海病院。)
旧東海道・愛宕坂・東海道本線「旧東海道踏切」(静岡県三島市初音台)(2012年1月28日)1

昔、私が小学生のころには、踏切の際に「旧東海道」と書かれた、かなり大きな看板が立っていましたが、今は撤去されています。
なぜそんなことを憶えているかというと、祖父母と修善寺行きの急行「伊豆」に乗っていて、この踏切を通過したとき、祖父が「ほう、今通った踏切が昔の東海道なのか」と言ったからです。
吉田茂が作らせた戸塚の「ワンマン道路」(東戸塚~戸塚間にある、国道1号線の戸塚跨線橋)というものも、車窓から見て、祖父が「なぜワンマン道路と呼ぶのか」教えてくれました。
祖父母もずいぶん前に旅立ちましたが、153系電車の急行「伊豆」といえば、そのことを思い出します。
(*'-'*)
旧東海道・愛宕坂・東海道本線「旧東海道踏切」(静岡県三島市初音台)(2012年1月28日)2

山田川に架かる愛宕橋の上にしばらく佇み、東海道線の列車を撮影。
旧東海道・山田川の愛宕橋から東海道本線を見る(静岡県三島市初音台)(2012年1月28日)

待っていても、夕方は313系+211系の普通列車しか通りませんが、この場所でブルートレインを撮りたかったね。。。。
(*'-'*)
長い編成の高速貨物列車や、修善寺行きの特急「踊り子」なら今でも撮れますから、「また来たい」と思いました。

大場川(だいばがわ)を新町橋で渡ります。ここまで箱根町バスターミナルから13.4Km、約5時間30分。
旧東海道・大場川・新町橋(静岡県三島市旭ヶ丘)(2012年1月28日)

新町橋を渡ったあたりが、三島宿の東見附跡です。

ようやく三嶋大社前まで来ました! 箱根町バスターミナルから14.1Km、約5時間40分です。
旧東海道・三嶋大社前(静岡県三島市大社町)(2012年1月28日)

一回目(2012年1月8日)に日暮れて失敗したときは、19時55分に三島駅到着・・・とメモにあります。13時55分に箱根町ターミナルを出たので、「やはり6時間はかかる」ということですね。
このときは、あまりに疲れていてどうやって帰ったのか、はっきりした記憶がなく、面倒くさくなったのかメモも取っていません。
三島発20時00分の熱海行き普通列車に急いで乗り、熱海で東京行きに乗り継いだんだと思いますが。。。。

二回目(2012年1月28日)は、余裕を持って三島に泊まることにしたので、一回目のとき「次回、歩き直したときには食べよう」と思っていたうなぎを、三嶋大社前で食べました。
おいし~♪(*'-'*)/ 
P1280092.jpg

三島宿の本陣は三島広小路駅までの間にあったそうなので、一応、広小路駅前まで歩いておきましょう。
「マピオン」の「キョリ測」によれば、三島広小路駅前まで、箱根町バスターミナルから14.8Km。約6時間かかりましたが、茨ヶ平の旧道にあった「三島宿11Km」の表示は何だったんでしょうか?
(・.・)?
手元にある『決定版 東海道五十三次ガイド』(講談社プラスアルファ文庫:2005年)の巻頭にも「箱根~三島間14.7Km」とあり、「三島宿11Km」の根拠は不明です。
接待茶屋跡にあった「宿境まで二里二十一町」の表示も根拠不明で、この種の「官製表示」は当てにならないことがわかります。
(もっとも、その後何度もこの種の表示に騙されることになるんですが。。。。)
旧東海道・三島宿(静岡県三島市本町)(2012年1月28日)

三島広小路駅まで来たら電車に乗ってみたくなり、「いずっぱこ」(伊豆箱根鉄道駿豆線)に一駅乗って、三島駅へ。
予約していたのは「三島グリーンホテル」でしたが、ここは三島駅と広小路駅の中間ぐらいのところにあるので、電車に乗る意味はなかったんですけどね。
伊豆箱根鉄道3000系(第4編成・右)・1300系(第2編成・左)(2012年1月28日・三島駅)t

このホテル、確か一泊4500円だったと思います。部屋はまあまあでしたが、4500円の部屋は湯船が極端に小さく、実質的に「シャワーのみ」と理解したほうがよさそうでしたね。
日本のビジネスホテルでこういう部屋に泊まった記憶は、他にありません。
「あー、フランクフルトかどこかで、こういうホテルに泊まったなぁ」と思いましたが、ドイツあたりだと、夏場は北海道のようにさわやかで、「シャワーのみ」でも十分なんですが。。。。

うなぎ屋さんで、焼けるのを待つ間にビールを飲んでおり、ホテルでも発泡酒を飲んだので、歩き疲れたこともあって爆睡です。。。。
(-.-)zzZ
(「三島宿→沼津宿」に続く。)
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※箱根宿~三島宿間のトイレ情報
・箱根町バスターミナル
(神奈川県足柄下郡箱根町箱根)

・道の駅箱根峠
(神奈川県足柄下郡箱根町箱根、国道1号線沿い)

・箱根エコパーキング
(静岡県田方郡函南町桑原、国道1号線沿い)

・旧街道「甲石」の前
(静岡県田方郡函南町桑原)

・山中城跡の駐車場
(静岡県三島市山中新田)

・「五本松」のローソン
(静岡県三島市初音台、国道1号線沿い。出光のスタンド隣)

※とにかく、途中にコンビニなどがほとんどありませんので、ご注意ください。
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